幼馴染なはずだった【佐野万次郎】

2.わかんない ページ3

学校に行ってしばらく経った頃教室に凸凹コンビが現れた




『ご苦労様です』




ド「Aいねぇとほんと動かねぇわ」




ドラケンに荷物を持たせてダラダラと歩くマイキー



『何も入ってないくせに鞄くらい自分で持ちなよ』



明らか何も入っていないぺたんこの鞄



マ「来ただけでも褒めろって」



ほらほら！と突き出してくるマイキーの頭を軽く叩いて自分の席へと戻った




ド「……こんなことマイキーにすんのAくらいだな」



マ「暴力ババアだ」





私の座席自体はとてもいい




窓際だし1番後ろだし





唯一の欠点はというと





ｽｰｽｰ…




気持ちよさそうに1つ前の席で眠っているこいつです





先生「はい、じゃあ〜これ佐野…って起きてるわけないからその後ろ！汐崎！」




はいでました！流れ弾！




『……わかりません！』




私だって爆睡かましたい！



先生「ちゃんと授業きいとけよ〜」




こうやってマイキーのせいで私は毎回当てられて答えれなかったら怒られるを繰り返してる



早く席替えしてくんないかな？




学校が一緒で家も隣だからといって休み時間や昼休みを一緒に過ごす訳では無い




それぞれが自由にすごし、たまに一緒に過ごすくらいだ




だから今日も同じクラスの女子とお昼を食べていると衝撃な事実を知った




『ん？今なんて？』




女子「だから！佐野くんとか龍宮寺くんって怖いけどイケメンだし危険な恋って感じでいいよねって話！」




『……え、わかんない……』





あの二人のどこがいいのか




まぁ？ドラケンは分からない訳でもない




芯があってエマ一途なところも高ポイントではある




だけどあのチビは？？




わがままだしちびだし




好きになる要素ってありますか？？






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どうも！萬月です！


いやぁヘアゴムにつづいて東リべ作品2つ目！初っ端から多くの人に見ていただけて嬉しすぎます！！





誤字も多く文章力もないですが最後まで付き合ってくれると嬉しいです！

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