ヘアゴムが42個 ページ43
言ってやった！！
なんか千冬くんを悪く言われてプチンときて
思ったことを言ったらスッキリした
でもスッキリしたのは私だけのようで
男1「お前、調子乗ってんなよ」
そう言って近づいてくる
あぁー
怒らせたなこれ
手に力が入っているのが見える
殴られる！
目の前に拳が振り上げられた
『っ』
喧嘩できる訳でもないから目を瞑って耐えようと思ったけど痛みは無かった
『え』
『千冬くん？』
目を開けると私の前には千冬くんがいた
千「こいつに手だしたらどうなっても知らねぇぞ」
私より前にいるから顔は見えなけど
初めて聞く怖い声だった
男3「いやっ違うんだよ…な？俺ら携帯忘れたの取りに来ただけだから！」
そういってさっきの人達は走るように去っていった
『千冬くんありがとう』
千冬くんの前にまわり顔を見る
千「別に…ってかお前は女なんだからキレる相手くらい考えろよな」
そう言って頭をわしゃわしゃされた
『ちょっ！髪の毛が！』
千「ほら、いちごミルク」
怒ってやろうと思ったけど目の前にいちごミルクをだされたら怒る気も失せる
『ありがとう！』
ストローをさして1口飲めば甘さが口に広がる
いちごミルクの美味しさに浸っていると視線を感じた
『どうしたの？千冬くん』
隣に座った千冬くんが私をじっとみてた
千「あのさ、その"千冬くん"ってのやめね？」
ん？
いままで千冬くんって呼んでたのに
なんで急に？
千「なんか仲悪そうだし。俺も…Aって呼ぶから」
自分で言ったくせに耳まで真っ赤にして照れてる
『ふふっうん！改めてよろしく千冬！』
そう言うと千冬は嬉しそうに笑った
『いちごミルクありがとう！1口飲む？？』
千冬の手にはカフェオレがあって
甘いものが嫌いではなさそう
千「は？」
『嫌い？』
千「嫌いってわけじゃ…でも、ほら。間接…」
なんだか下を向いてごにょごにょ話してるけど正直あまり聞こえない
嫌いじゃないなら飲めばいいのに！
『ほら！』
自分のいちごミルクを顔を上げた千冬の唇に当てる
千「っ！」
『は・や・く』
急かしてみると覚悟を決めたように目をぎゅっとつむって1口飲んだ
そんな嫌いだったのかな？
『美味しい？』
千「ん。うまい」
いつもと違う千冬はその後すぐ用事があると先に帰った
変な千冬
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 589人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
萬月(プロフ) - みーさん» コメントありがとうございます！また近々更新しますのでお待ちくださいっ(^^) (2021年10月19日 22時) (
レス) id: 5ab6332742 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - いつも楽しみに読ませてもらってます！続編も楽しみにしてます〜(๑>◡<๑) (2021年10月18日 22時) (レス) @page50 id: 9cd12cdcb5 (このIDを非表示/違反報告)
萬月(プロフ) - チョコプリンさん» コメントありがとうございます！本当ですか！？(｀▽´)♡そう言っていただけて嬉しいです！これからもよろしくお願いします！！ (2021年10月18日 7時) (レス) id: 5ab6332742 (このIDを非表示/違反報告)
チョコプリン(プロフ) - 更新ありがとうございます…キュンキュンが止まりません！！！ (2021年10月17日 10時) (レス) @page48 id: e53e09d499 (このIDを非表示/違反報告)
萬月(プロフ) - えねさん» はじめまして！めっちゃ伝わりました！！私の理想でもあるのでえねさんとは仲良くなれる気しかしない…(o´艸`)応援ありがとうございます！ (2021年10月12日 10時) (レス) id: 5ab6332742 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：萬月 | 作成日時：2021年9月30日 1時
