ヘアゴムが3個 ページ4
授業中から休み時間
ところ構わず話しかけてくる
でも話しかけてくる内容は雑談とかではなくて
さっきの話どう言う意味なんだとかなんかすごい頑張ってる！
だから無視とかはできない…
1日が終わるころ、いつも以上に疲れを感じていた
それもこれも全部後ろの席の人のせい！！
絶対賢くなんかない
あんな格好してるけど
断じて賢くなんかない！！！
帰り際少し睨んでやろうと振り返ったのが運の尽き
？「お前ペヤングすき？」
『はい？』
？「だよな！うめーよな！んじゃ行くぞ！」
はい？なんて言ってしまったから
肯定していると思われて何故か手を引かれている現在
『あの、どこに？！』
あっという間に下駄箱まで来てそこでもう1人の人物と出会った
？「場地さん！」
目の前には金髪のツーブロック
耳にはピアスが付いていて多分、いや絶対不良であろう男子がいる
？「あれ、誰っすかこいつ」
なんかすんごい睨まれているよな気がする
ってかこの人ガリ勉くんを場地っていった？
こんなに話しかけられてるけど私この人の名前も知らなかった
場「よう千冬ぅ、こいつ例の席前のやつ」
千冬と呼ばれた金髪くんは私をじっくりみたあと興味無さそうに｢へぇ｣と言った
『どうも？』
ここは一応挨拶しておいた方がいいのかな
そう言うと千冬くんは小さく「おぉ」と返してくれた
『あの、ところでどこ行くんですか？』
そういえば私は行先を知らない
場「ペヤング食いに」
そうとだけ言うと靴を履いてどんどん進んでしまう
千冬くんもそれに続く
『ちょっとまって！』
置いていかれないように私も急いで靴を履いた
千冬くんと場地くんが私の前を二人並んで歩き
その後ろを私が歩く
ほとんど二人で話していて私は会話に入っていないけど
それでも初めて寄り道というものをして高揚している
図書館じゃない場所に今から行く！
面倒くさいと思っていたけどやっぱり寄り道は憧れだったりもする
黙ってついていって数十分
着いた先は団地だった
『団地？』
千「俺と場地さんの家ここだから」
千冬くんとはちょっと壁があるけど話しかけてくれるから優しい人なんだとは思う…
そしてそのままついて行くと場地の表札がある扉の前にいた
場「あがれよ」
『えっあ。はい』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 589人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
萬月(プロフ) - みーさん» コメントありがとうございます！また近々更新しますのでお待ちくださいっ(^^) (2021年10月19日 22時) (
レス) id: 5ab6332742 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - いつも楽しみに読ませてもらってます！続編も楽しみにしてます〜(๑>◡<๑) (2021年10月18日 22時) (レス) @page50 id: 9cd12cdcb5 (このIDを非表示/違反報告)
萬月(プロフ) - チョコプリンさん» コメントありがとうございます！本当ですか！？(｀▽´)♡そう言っていただけて嬉しいです！これからもよろしくお願いします！！ (2021年10月18日 7時) (レス) id: 5ab6332742 (このIDを非表示/違反報告)
チョコプリン(プロフ) - 更新ありがとうございます…キュンキュンが止まりません！！！ (2021年10月17日 10時) (レス) @page48 id: e53e09d499 (このIDを非表示/違反報告)
萬月(プロフ) - えねさん» はじめまして！めっちゃ伝わりました！！私の理想でもあるのでえねさんとは仲良くなれる気しかしない…(o´艸`)応援ありがとうございます！ (2021年10月12日 10時) (レス) id: 5ab6332742 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：萬月 | 作成日時：2021年9月30日 1時
