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そして私はこの時唐突に理解した
「ってことは、オールマイトはあの子にあげたんだ」
オ「あぁ、彼はヒーローになれる。小心者で"無個性"の彼だったから私は動かされた。彼は考えるより先に体が動く、そういうやつさ！」
夢は現実に…か
それにしても
指先のみにワン・フォー・オールを発揮させるなんて
最小限の負傷で最大限の力を出しちゃったよ
そんなの
かっこよすぎでしょ
そこからは一瞬だった
まだギリギリ器に収まっただけの状態のため、個性の制御ができずに負傷したいずくんは保健室へ
オールマイトは相澤先生と
それを私は黙って見ている
オ「君も緑谷少年に可能性を感じたからだろう！？」
相「…君"も"？」
相澤先生はオールマイトがいずくんに肩入れをしているのではないか なんて言っていた
オールマイトと相澤先生は何回か会話を交わし別れた
時間が経ち、生徒達が下校していく
廊下の窓から下を見る
「いずくん発見ー」
いずくんのそばにはいつも私か勝己だったのに
「女の子なんか連れちゃって…」
オ「いたいた！透目少女！緑谷少年のことですっかり忘れていたよ！仕事だ、今回も力を貸してくれ」
「…はい」
私がオールマイトに出会ったのは小学三年生
そう、引っ越してすぐのことだった
私の父は政府関係者だった
私の個性はヒーロー界には重要でまだ小学三年生なのにあらゆる仕事の手伝いをさせられていた
その仕事のひとつにオールマイトの手伝いがあった
オールマイトと私のコンビは意外と有能で完璧だった
まだまだガキの私を世間に知らせるわけにはいかない
そのため私は自分専用のお面をつけて行動していた
昔のオールマイトの動画をよく見ればわかるだろう
動画の端で見切れていたり、ちょくちょく映っている
大人達は私の活用法を見出してしまった
そして私もそんな大人達のいうことを聞くしかなかった
トップシークレットの存在
それが私だ
「それにしてもこんな学校にわざわざ私を置かなくてもいいのに…」
オ「君はわかっていないね、たしかに君の個性は貴重だ。でもそれだけじゃないだろう？隠された第3の個性…それが危険すぎるんだよ」
隠された第3の個性
私の個性は2つ
透視と超回転
だけど本当はもう1つある
あまりに危険で表では使えない個性が
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萬月(プロフ) - えねさん» なんと！！こちらも読んで下さったんですね(〃ω〃)えねさんもいつも優しい言葉をかけて下さるのでとても素敵な方なんだなぁって思います〜(*≧∀≦*)ありがとうございます！！ (2021年10月15日 17時) (
レス) id: 5ab6332742 (このIDを非表示/違反報告)
えね - こんにちは:-)帰ってきたあの子読ませていただきました!クライマックスの出久くんのヒーローらしさ夢主への愛情がひしひし伝わって涙腺崩壊でした。お父さんについても素敵な終わり方で嬉しかったです。主さんの随筆から主さん自身の暖かさもよく伝わりました(*´∀｀*) (2021年10月15日 17時) (レス) @page48 id: 49652da55f (このIDを非表示/違反報告)
萬月(プロフ) - りつかさん» 誤字指摘ありがとうございす！頑張ります！ (2018年7月22日 21時) (レス) id: f2eb2007c9 (このIDを非表示/違反報告)
りつか - 峰田くんの名前の漢字が違いますよ。峯ではなく峰です。応援してます。更新頑張ってください (2018年7月22日 2時) (レス) id: 151c61c804 (このIDを非表示/違反報告)
萬月(プロフ) - ちゃあさん» ありがとうございます！すごく嬉しいです！！頑張って更新しますね！ (2018年7月7日 15時) (レス) id: f2eb2007c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：萬月 | 作成日時：2018年6月13日 19時
