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午後の授業が終わり、放課後になった。
「オプ、行こっか。荷物は…持って歩こ(笑)」
『はーい』
そして1階から案内を始めた。
「ここが保健室ね、で…こっちが事務室」
『へー…』
じーっと、一つ一つの部屋を見ていくオプ。
口がぽかっと開いてて…ちょっと、可愛い。
「で、ここが職員室。入り口が二つあるよ」
『うん』
私の少し後ろをゆっくりついてくる。
…のんびりしてるな、本当。
「それから…」
ピコン♪
ポケットに入れていた携帯が通知音を鳴らした。
「…誰だろ…あ、オッパだ」
ヨンジェオッパからのカカオ。
"まだ帰らないのか？デヒョナが相変わらずお前待ちだぞ"
『…どうしたのー？』
「えっ？あ、あー…何でもないよ」
『もしかして、何か用事できた？』
「ないない！あっ、ちょっと待ってね」
手短に、今日は少し残るから先に帰っててと送り、携帯をサイレントにしてポケットにしまった。
それから、校舎案内は40分くらいで終わった。
『案内してくれてありがとー、頑張って覚えるよ』
「うん、早めにね(笑)」
…さてと。
ジュノア、もう流石に帰ってるよね。
…でも、よく放課後残って友だちとお喋りしてるって言ってたし…
『Aさん、帰ろ〜』
「あ、あ、ちょっと私まだ残るから！」
『…そうなの？忘れ物？』
「まあそんな感じ！先帰ってていいよ、じゃあね！」
私はオプの返事を待たずに、2年生のフロアである2階へ向かった。
…何組か聞くの忘れた。
というか、シーンとしてる。
…これは、帰ってるね。
一応全クラスの教室を覗いたけど、ひとっこ一人いなくて諦めて私は下駄箱に向かった。
「…一緒に帰りたかったな」
欲張り過ぎたみたい。
私は小さく、溜め息をついた。
『…誰と一緒に帰りたかったの？』
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永洙(プロフ) - ishtark1979さん» オプペンさんに読んで頂けて嬉しいです…！これからキュンキュンして貰えたら幸いです；＿； (2018年4月28日 19時) (
レス) id: 90b2e19f22 (このIDを非表示/違反報告)
ishtark1979(プロフ) - オプペンです。更新楽しみにしてます。 (2018年4月27日 23時) (レス) id: 49e0e74775 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：永洙 | 作成日時：2018年3月23日 13時
