第23話 ページ31
「目覚めわっる。」
翔ちゃんがドシャット
された瞬間の夢をみた。
もう俺は関係ないんやからシャキっとせな。
自分に何度も言い聞かせ背を伸ばした。
「あかんっ！腰がぁぁあ！」
朝から運最悪や…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
モブ男「先生、はよ〜って、はっ！？」
「せやからどんどん縮めるなや…。」
モブ女「あれ？先生大丈夫ですか？」
今の俺の状況は机につっぺしてる。
勿論朝やってもうた腰のせいで
「俺はええからさっさと席座れ〜」
はーいと言って席についた。
山「…。」
月「…。」
少し遅めな時間にきた忠と蛍ちゃんは
無言で席についた。
そういえば、もう苗字呼びに戻した方が
ええんかな…？
けどそれは、本当にバレー部との接点が
消えてしまうようで怖く、戻せなかった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
武「A先生、お話があります」
放課後、バレー部の3年と話終わった
武田先生は俺の正面に立ち言った。
「ええですよ。」
俺はそう短く返し、武田先生の後を
着いていった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
武「用件はただひとつ。正式にバレー部
の顧問になりませんか？」
「俺には無理です」
武「それは何故でしょうか。」
「俺にはあいつらを大人烏に育てることは
出来ないからです。」
武田先生静かに聞いていた。
「俺、前の学校でバレー部の顧問を
していました。」
「そのバレー部は俺が入った時から十分
強かった。」
「例えるなら既に大人狐でした。」
「確かに弱い部分はありましたが」
「けれど、俺がいたから強くなった、
弱くなったっていうことはない。」
「自分でもなに言ってんだがって
思います」
「でも、影響力を持たない俺があのまま
あいつらの傍にいても意味が…」
武「ないなんて言わせません。」
武田先生は静かに否定した。
武「彼らは貴方がこの部を辞めると
知ったとき、泣いたのですよ。」
まさか、そう思った。
武「影響力がないなんて言わないで
下さい…！」
武「少なくとも日向くん、山口くん、
月島くんはレシーブが少し上手く
なりました。」
武「田中くんは新しいサーブの練習を
貴方をみて、始めたそうです。」
目に涙が溜まる。
武「東峰くんは貴方が居ない分頑張って
いました。」
武「僕も、貴方みたいになりたいと思い
ました。」
武「お願いします。どうかバレー部に
戻ってきてください…！」
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月影-ﾂｷｶｹﾞ-(プロフ) - キマタさん» いえいえ…。ほほう、そういう感じなのですね！もう少し勉強してから書かせて頂きますm(_ _)m (2020年5月16日 16時) (
レス) id: cef04ca7fa (このIDを非表示/違反報告)
キマタ(プロフ) - ありがとうございます！治は結構おっとり系だと思います…更新頑張ってください！ (2020年5月16日 15時) (レス) id: 174e38e88d (このIDを非表示/違反報告)
月影-ﾂｷｶｹﾞ-(プロフ) - キマタさん» コメントありがとうございます。勿体なきお言葉…！ありがとうございます！ふむ…治ですな。了解です！後々番外編か本編で絡ませます！ (2020年5月15日 23時) (レス) id: cef04ca7fa (このIDを非表示/違反報告)
キマタ(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます！皆が懐いてる感じがすごい可愛くて微笑ましいです笑もし良ければ治と絡ませてほしいです… (2020年5月15日 23時) (レス) id: 174e38e88d (このIDを非表示/違反報告)
月影-ﾂｷｶｹﾞ-(プロフ) - ちかさん» お褒めに預かり光栄です…！個人的に京谷くんあんな感じがいいなぁと思い書いてみました(苦笑)喜んで頂けたのなら出番増やしますね〜 (2020年5月13日 0時) (レス) id: cef04ca7fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月影-ﾂｷｶｹﾞ- | 作成日時：2020年5月7日 17時
