仲間に裏切られたから復讐してやろうと思う。 【東リベ】

未来という名の ページ14

NOside
部下1「東卍の者が」

？？「ほおっておけ」

部下2「巡回に行った山田から発砲許可が欲しいと」

？？「引っ込んでろ」

部下3「東卍の稀咲がこちらに」

？？「チッ…………使えないゴミ共が」

少女はイライラしながら部下を睨む。

部下4「阿国様！ボスより入電！」

阿国「早く出せ！」

部下4「はい！映像、投影します！」

大きなスクリーンにボスと呼ばれた者の顔が映る。

《ごめんね、阿国ちゃん。そこの仕事大変だよね》

阿国「いえ！滅相もございません！A様！」

A《明日から1週間休みにしたからゆっくり休んで欲しいな》

少女はさっきとは打って変わってとても可愛く元気な女の子としてAと話していた。

阿国「A様、あのですね………、稀咲がこちらにどうすればよろしいでしょ」

A《殺しなさい》

阿国「えっ？」

？？「A様、それでは大事な要点が伝わっておりませんよ」

1人の男が阿国の後ろからゆっくり歩み寄って来た。

阿国「南雲様！こんにちは」

南雲「はい、こんにちは。って、違いますよ。要点です。元々東京卍會との抗争は避けられませんからね」

A《そんなの見据えた未来。故にそこで始末なさい》

阿国「それがA様のお考えであれば私はそれに従います」

そう言うと阿国は部屋を出ていった。

南雲「俺がそっちにいなくても大丈夫そうですか？」

？？《誰と通話してんの？》

？？《自分もみたい》

南雲はフフッと笑った。

南雲「大丈夫そうですね」

？？《お前が居なくても俺達で主人くらい守れんだよ》

？？《この前の写真見た？アタシが殺したあの女の写真！死ぬ程笑ったわ！》

？？《無様な命乞いなど久しぶりに見ました》

？？《滑稽だったな》

幸せな未来とは程遠いがそれでもAは笑顔だった。

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