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あの後、泣き止んだと思ったらAは、眠っちゃって結局2人で寝た。
なのに朝起きると、隣にはAの姿が無かった。
時刻は朝の9時。こんなにも寝てしまった自分を今すぐにでも呪いたい。
『A…。どこ行ったんだよ…。』
まさか、本当に仲間の所に…? Aなら有り得る。自分の命を差し置いてでも俺を仲間という奴やらから離すために。
今すぐ飛び出して行きたいけど、Aの仲間の所なんて分かるはずが無い。
とりあえず服を着替えて財布と携帯を持って家を出た。すると、マンションのエントランスには見覚えのある人が居る。
『テヨンさん…?』
TY「あ!いた。ジェヒョン!」
『呼び捨て…。』
TY「今はそんなこといいよ。
Aは自分から行ったんじゃない。
連れて行かれたんだよ! ほら、ここに住所書いてあるから行って。」
『で、でも、テヨンさんは…。』
TY「俺が手引きしたなんて知られたら首切られるよ。後片付けもあるしね。
今行けるのはジェヒョンしかいないよ。」
『ありがとうございます!』
テヨンさんから託された紙切れ1枚を頼りに、俺は無我夢中で走った。
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どうも、作者のJaneです。
ここでお知らせしてすみません。
ハッピーエンドをお望みの方も多いと思いますが、流れ的にバッドエンドにする予定です。
覚悟して読んでください。
では!
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作者名:Jane | 作成日時:2017年2月5日 21時