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次の日の朝は、いつもより凄く身体が軽くて冬だと感じさせないくらい、心も体もぽかぽかしてた。
それはきっと、昨日の余韻に浸ってるから。
よし、切り替えなきゃ!
「えーっと…、卵2つと牛乳…、」
『……A…?』
「わっ、ジェヒョン…。おはよう。」
『今日の朝は早いんだね。
顔洗ってきまーす。』
「うん。なんか目覚めちゃって。」
背後から ぬっと 現れたジェヒョン。
寝起きの声は普段よりもう少し低くて、寝相が悪いから寝癖が干し草の山みたいになってる。
『今日もバイト?』
「うん。私接客任されてるんだ〜。」
『へぇ、すごい…。
俺なんてずっと商品運んでるよ。』
「いいじゃん、あそこ。
皆優しいし、マクも可愛いし。」
『………。』
「ん? どうかした?」
『ううん、何でもない。
ごちそうさまでした。』
「……?」
急に無口になって部屋の奥に消えてしまったジェヒョン。
朝ごはんは残さず食べてくれたけど。←
もしかして不味かった…?!
ユジンさんに料理教えてもらおうかな。
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作者名:Jane | 作成日時:2017年2月5日 21時