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「ただいま〜。ジェヒョン〜?」
『おかえり! A。初日どうだった?』
「疲れたけど楽しかったよ!
あとね、ドヨンオッパと同じバイト先だったの!笑」
『は…、え。』
ドヨン "オッパ" ?
バイト先同じ?
え、ちょ。俺にはオッパ付けないのに、ドヨンには付ける気?!←
なんだよバイト先同じって。
バイト先聞いてもはぐらかしてたのに…。
ドヨンめ…。
「ジェヒョン? 百面相してどうしたの?」
『え、いやいや!なんもない!笑
ご飯食べよ。手洗っておいで。』
「は〜い。」
明日ドヨンのヤツに尋問しようか…。
(一応先輩)
あ、それより。もっと大事な事をAに言わなくちゃならないんだ。
『なな、A。』
「ん? なに?」
『来週の土曜日さ、遊園地行かない?
テイルヒョンにチケット貰ったんだよ。
" 生憎俺はバイトだし、なんせ行く人居ないからなっ、" って。』
「すごい怨念感じるけど大丈夫?」
『うん、ヒョンいつもだから。』
「分かった、来週ね。行こう!」
『よかった。笑』
まさかこの遊園地のせいで
後に重大な彼女の秘密を知ってしまうとは
俺はこの時、なにも思っていなかった。
それはきっと
もう、彼女に盲目だから。
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作者名:Jane | 作成日時:2017年2月5日 21時