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家がバイト先から近くてよかった。






家に着いてまず、この子をソファーに下ろして
後ろから厚手のものを被せた。






それから部屋の暖房を入れて




って、見ず知らずの人に俺は何してんだ…









とりあえず名前とか聞くか。








『君、名前は?』

「A…」

『歳は?』

「20」









こんな小さいのに成人してんのか…








『俺はチョンジェヒョン。22です。
何であんな所に居たの?』

「お金貯めなきゃ… 駄目で…。
大学のお金… 貯めなきゃで…」

『そうだったんだ』









さっき家無いって言ってたような…









『家、どうしたの…?
言いたくないなら別に言わなくていいけど…』

「今は…、言えません…」

『そっか。とりあえず今日はもう遅いし、
泊まってっていいよ。その後の事はゆっくり考えて』

「ありがとうございます」









深々と頭を下げて御礼を言われたのは
初めてだった。




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設定タグ:NCT,ジェヒョン , テイル,ドヨン , テヨン,マーク   
作品ジャンル:ラブコメ
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作者名:Jane | 作成日時:2017年2月5日 21時

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