【呪術廻戦】圧縮系呪術師 弐【男主】

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2番手の恵が送りバントをして釘崎ちゃんを進ませ、3番手は俺とパンダの番。(本調子じゃないし人数もこちらが多いので、俺とパンダは二人で一個の役をもらった)

今回は俺が打つ番だ。



狗「明太子ー！」


「「A/先輩 やっちゃえー！」」


希「ぜってー打てよ！！」




プレッシャーが凄い…。


今 二塁に釘崎ちゃんがいる。

ならここは俺がホームランを打つよりも、出塁して次の真希にホームランを打ってもらうほうがいいだろう。

真希なら絶対ホームラン出す！



俺とパンダで一役でもまだ京都校メンバーは一人足りないということで、三年の西宮さん？が自身の術式である箒での飛行を許可されている。
つまり彼女の居る方に打つのは取られる確率が高くなるので…。



『狙うは…… っこっち！！』カーンッ



逆方向になるべく高くなりすぎないよう抑えて打って、野手の間をすり抜けさせる。

その間に俺と釘崎ちゃんは塁を回る。


よしっ！ 狙いどーり！！



五「やっぱちゃんと考えてるねー、Aは(ﾎﾞｿｯ」



騒ぐベンチサイドにダブルピースで返し、次の真希に声をかける。



『頼んだぞ！ 真希ー！！』


希「ハッ 余裕だって… っの！！」キンッ



三輪さんの頭上を大きく超えていく真希の打った球だが…、



『バカー！！ そっちは駄目だって！』



西宮さんが箒で近寄り、そのままキャッチした。


忘れていた、とばかりに固まる真希。

せこいと騒ぐベンチ。

球を見ていた俺はまだ走り出していなかったが、釘崎ちゃんは走り出していたようで慌てて戻ってきてなんとかセーフ。

これでまだ1・3塁に俺と釘崎ちゃんのまま。

真希がアウトになったのは痛いが、この後は棘と悠仁の番なのでまだまだ希望はある…！



案の定 棘が足の速さを活かして出塁し、釘崎ちゃんがベースへ戻って一点。



狗「すじこ」


『さっすが♪』


庵「真依！！ 三輪！！ 盗塁あるわよ！！」




そしてその次の悠仁が打った球に西宮さんは追いつけず…、







綺麗にホームラン！！！



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