【呪術廻戦】圧縮系呪術師 弐【男主】

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＊


全員 ポカーン である。



五「僕ルーティンって嫌いなんだよね」



そう言うと悟は悠仁に箱を投げ渡す。



五「毎年この箱に勝負方法入れて当日開けんの」



悠仁が引いたくじに書かれていた勝負方法は────、



＊


『あれ、なんで俺達野球してるんだっけ？』


狗「ツナ こんぶ」



そう、悠仁の引いたくじに書かれていたのは【野球】。

それを見てびっくりしている学長達を置いて、悟はいつの間にか居なくなっていた。


そして乗り気な歌姫さんからそれぞれユニホームを受け取った俺達は、着替えてグラウンドへ集合したわけだ。



東京校(ウチ)は特に運動神経の優れている真希がピッチャー、悠仁がキャッチャーを務めることになった。



五「プレイボーッ！！」



そしてサングラスにワイシャツ腕まくりしたノリノリの主審、悟。



真希がボールを投げて向こうのバッター・三輪さんがそれを打ちあげるも、どうやらルールを知らなかった人がいたらしく犠牲フライに。
マジになってる歌姫さんが怒鳴りつけていた。


そして次のバッター・加茂さんが悠仁と何やら話しているのが見えているだろうに容赦なく会話の途中に3球全て投げてストライクにする真希。



五「ストライッ バッターアウッ チェンジ！！」


庵「加茂ォ！！ 降んなきゃ当たんねぇぞ！！」



打順が進み、0点のまま一回裏へ。

一番手は釘崎ちゃん。



釘「東北のマー君とは私のことよ」


狗「おかか」


伏「東北のマー君はマー君だろ」


虎「マー君投手だぞ」


『それだけやる気十分ってことっしょー』



しかし相手のピッチャーに目を移すと…、



釘「ちょっっっと待て！！！」



そこには人ではなく、どう見てもただのピッチングマシーンが。

あ、あのロボットさんの代理なの？
だからってこれはなぁ。



釘「どう見てもピッチングマシーンだろーが！！」



バットとメットを投げすて、抗議する釘崎ちゃんだが、東京校メンバーによって宥められる。
そして釘崎ちゃんはヤケクソでその球を打ち、出塁した。


＊

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