【呪術廻戦】圧縮系呪術師【男主】

# ページ49

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──齢7歳の時にこの体質を見抜く者が現れるまでは。




数年後 自らの呪縛を自らの術式で封印する事に成功した彼は、以降封印した(その)ままでも戦えるように強くなっていった。

そして今の"一級"という等級を努力で手に入れたのである。



そんな彼が"今"封印していた呪縛を解放したらどうなるだろうか？



少なくとも、"一級術師以上の力を発揮できる"のは予想できる───。


＊


『…久しぶりだなぁ、この感覚』


いつもより全てを敏感に感じ取ることが出来る。

そして溢れんばかりに漲る呪力。



俺の天与呪縛は、この被虐体質。

周囲のヘイトを強制的に集める代わりに、この身に受けたものを呪力に変換できる縛りだ。

それは何も物理的なダメージに限った話ではない。

相手からの視線や言葉…、呪力でさえ。

俺に向けられたものであれば自らの呪力に変換できる。


この状態であれば、消費の激しい"物への術式付与"もほぼ無限にできる。

つまりは 攻撃を受ける→変換し、回復する→攻撃をする の永久機関で居られるわけだ。


…味方さえ居なければ。



強制力が強すぎて味方の攻撃ですらこちらに向いてしまう。

だから俺は"もしも"の時を考えて一人で任務を任されることが多いのだ。




…長々と語ってしまったが、要するに俺は"一人なら負けない"のだ。


まぁ特級相手は初めてだから、どれくらい持ち堪えられるかは正直 賭けだが。

呪言で吹っ飛ばされた特級を追って屋根を飛び移る。



『さぁ、そろそろ復活してくる頃だろ？

…遊んであげる。おいで、特級呪霊』


花「〈…随分余裕ですね〉」


＊

？「遊んであげるわ。おいで、鉈女」

はい、梨花ちゃまのセリフからいただきましたー！
分かる方どれくらいいますかね？？
当時私は小学生〜中学生でしたが漫画版とアニメ版両方見てました…！
今もリメイクかと思いきや全く新しい内容をリアタイでやってますし、血が平気な方はぜひ見てほしいです！
ひぐらしは良いぞーう！！

関係ない話に脱線しましたが、早いもので次で最後のページになります。
という訳で次回予告的なものを作ってみました。
但し必ずしも全く同じシーン・セリフが使われるとは限りませんので、雰囲気だけ楽しんでいただければ…！！

以上、続編も読んでほしい鈴奈でした。


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