【呪術廻戦】圧縮系呪術師【男主】

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先程の件はパンダの説得で事なきを得(持つべきものは幼馴染！)、開始数分前となった今 全員で森の入り口まで移動していた。



五《開始1分前でーす。ではここで歌姫先生にありがたーい激励のお言葉を頂きます》


庵《はぁ！？ え… えーっと》



聞こえてきたのは悟が歌姫さんをイジる放送。
お前ホントやめたれよ…。歌姫さんの反応がおもしろいのは否定しないけど歳上よ…？



五《それでは姉妹校交流会、スタァートォ！！！》


庵《先輩を敬え！！》ピー ガガ



緊張感てものが吹っ飛んだわ。



スタートの合図で全員一斉に森の中へ走り出す。



虎「ボス呪霊どの辺にいるかな？」


パ「放たれたのは両校の中間地点だろうけど…」


『まぁじっとはしてないでしょ』


希「例のタイミングで索敵に長けたパンダ班と恵班に分かれる。A、オマエと棘は極力…」


『呪霊に専念ね、了解』


狗「しゃけ！」



俺と棘の術式は相性がいいので例外として良くコンビを組んで任務に向かう。
(というかそうじゃなかったら多分未だにおにぎり語理解できてなかったまである…。)

今回の団体戦も、対人向きとは言いづらい俺達は呪霊狩りに回された。



『後は頼んだぞー、悠仁！』


虎「オッス！！」



俺達と並走していた玉犬が吠えるのと同時 俺はこちらに凄いスピードで近付いてきている気配を捉えた。


俺達の目の前には木にぶら下がる呪霊。
真希が構えるが、俺が感知した気配はそんなものじゃなくて───



『真希！ストップ！！ 読み通りになった！！』


希「！」



口にした瞬間、呪霊のぶら下がる木を薙ぎ倒して目の前に現れる東堂さん。



東「ぃよぉーし！！ 全員いるな！！
まとめてかかってこい！！」



しかし悠仁以外は無視して左右に散る。

悠仁は一番先に飛び出して東堂さんの顔面に膝蹴りをお見舞いしていた。



釘「分かっちゃいたけど化物ね」


パ「そっ、だから無視無視」


狗「ツナ」


『いいのキマってたな。痛(いった)そー』




そう、俺達は先程の作戦会議で 東堂さんが真っ先に俺達の所まで来る事を予想していた。


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