【呪術廻戦】圧縮系呪術師【男主】

#6 癒しと術師としての在り方 ページ19

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悠仁の修行に付き合う悟の代わりにある程度任務を肩代わりしていたので忙しくて最近アイツらの顔を見てない事に気付いた俺は、癒しを求めがてら様子を見に行くことにした。


なんでも京都にある姉妹校との交流会に向けて、一年生を鍛えているんだとか。

俺も先輩として力になってあげたい。



……なれたら、いいな(汗)









『よっ 真希、棘』


希「あ？Aじゃねーか。お前今日空いてたのか」


狗「ツナ」


『今のところはね。で、パンダに聞いたから様子見に来たんだけど… 釘崎ちゃんだけ？恵は？』



動きやすい服装でグラウンドに出てくると見えたのは見学している真希と棘。それからパンダに追いかけられてる釘崎ちゃん。
何故か恵が居なかった。



狗「こんぶ」


希「野薔薇からも何も聞いてないが…」


『あ。来たんじゃない？』



誰かが近付いてくる気配を感じて振り向くと、案の定 ジャージを着た恵がこちらに向かってきていた。



希「おっせぇよ恵」


狗「こんぶ」


『やぁ恵』


希「何してた」


伏「なんでもいいでしょ。
…今日はAさんも居てくれるんすね」


『まぁね。嬉しい？なーんて、』


伏「嬉しいですけど、無理してないですか？最近忙しいって聞いてたんで」


『え』



おふざけで言ったのに肯定された挙句、心配までされた…だと！？


咄嗟に反応できなくて周りを見回すと、目が合った棘がサムズアップしてきた。

言ったのお前かい！！


は〜〜〜 恵が良い子すぎて辛い…。

別にって言われるかと思ってたよ、俺(反抗期の時の感覚消えてない)。

とても癒されたので頭をお撫でいたします。身長同じくらいだけど。



『ふふ、ありがとな 恵。むしろ触れ合いを求めてここに来たから大丈夫よ』ナデナデ


伏「(嫌じゃないけど複雑)
触れ合いって、動物園すか」


希「パンダがいるからあながち間違いでもないな(笑」


狗「ツナツナ、すじこ！」


『ん、はいはい』



恵を撫でていると座ったままの棘がもう片方の手をとって自分の頭へ持っていった。

はいはい、お前もですか。

何この癒し空間…。


＊

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