【呪術廻戦】久遠の果て【男主】 (ページ6)

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肆ページ6

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家「職員室で盛るな、馬鹿五条」パコンッ

『硝子ちゃ〜ん(泣』

五「イイとこだったのに邪魔すんなよ硝子ー、」

職員室に入ってきた硝子ちゃんのおかげで悟の下から抜け出し、距離をとることに成功。

恨めしそうな雰囲気で硝子ちゃんの後ろに逃げ込んだ俺を見てるけど、無視！解散！！

べーっ、と舌を出して硝子ちゃんに御礼を言って職員室を出た。

家「…せめて合意の上でやれ」

五「無理。僕が何年我慢してると思ってるの？
　これ以上待ってたらお爺ちゃんになるわ」

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一年生達の次の授業が実技訓練だということで外に向かい、グラウンドを見下ろせるように階段に腰を下ろす。

まだ誰もいないので途中の自販機で購入したパックジュースにストローを刺して口に含んだ。

しかしそのタイミングで背後から勢いよくのし掛かられて、咽せることになる。

『うぇっ！？何！！？』

パ「よぉ、A。帰ってきてたんだな」

『パンダ…？？』

パ「と、棘な」

狗「…ツナ」

どうやら背後からのし掛かって抱きついてきたのは棘らしい。

かわいがっている後輩と分かれば話は早い。

首に回っている腕を軽く叩いて外させ、体ごと後ろに向けて正面から抱きしめた。

『ただいま〜棘ちゃん♡』

狗「ツナツナ〜♡」

パ「相変わらずだな…」

呆れてるパンダを放置して棘とイチャイチャ()していると、後から来た真希に訓練用の竹刀で小突かれた。

希「暑苦しいんだよ」

狗「おかか！！」

『…久しぶりだなぁ、この辛辣具合』

ドストレートに面と向かって言ってくるのなんて真希と恵くらいだからね。

まぁ術式のせいで若干人間不信な俺からしたら、逆に潔くて気持ちがいいんだけど。

小突かれた頭部を棘が優しく撫でてくれるので放置していると、これまた竹刀を手にした乙骨くんが走ってきた。

乙「遅れてごめん！」

パ「まだ大丈夫だぞ〜」

狗「こんぶ」

『乙骨くんは今刀の使い方訓練中なの？』

希「ああ。漸く形だけなら様になってきた。

　A、手本になってやれよ(ニヤ」

真希は竹刀を俺に寄越して自分は長物訓練用の棒を手に取ると、ニヤリと笑って挑発してきた。

『…元からそのつもりだったよ。

　どれくらい成長したか、オニーサンに見せてみ？
　まーきちゃん ♪』

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