お宅訪問(されてる) ページ17
*(no side)
マ「なぁー、ケンチン」
ド「あ?」
マ「アヤノも呼ぼー。タケミっち紹介してぇ」
ド「おーい、またかよ…。
いい加減アポ無しやめてやれや」
二人に連れ出され、後ろにマイキーを乗せて自転車を漕いでいた花垣武道は困惑していた。
アヤノ? 誰だそれ…。
東卍の人?
でも名前的に女の子… だよな?
ド「…ったく。
わりーな、タケミっち。ちょっと寄り道」
武「へっ …あ、ハイ! 大丈夫っすけど、」
マ「紹介したいヤツいんだよね〜」
武「はぁ…?」
*
本日も三ツ谷家の三人が学校へ行くのを見送り、俺も二限目の英語だけ課題提出があるため出席しに行く。
中休みで騒つく学校を抜け出して、昨日食いそびれたアイスをコンビニでゲット。
帰路につきながらアイスを口に運ぶ。
『うまっ』
やっぱりコラボ系はハズレ無しだな〜 と上機嫌でアパート手前の最後の曲がり角を曲がったところで…、
マ「おっかしいなー」
ド「居ねーんじゃねーの?
だから先に連絡しろっつったろ」
マ「ちぇー、仕方ねーなー」
俺の部屋の前に群がるガラの悪い男三人。
というかその内二人はマイキーとドラケン。
後の一人は知らん。が、俺はこの後少ししたら約束あるから 今マイキーに捕まる訳にはいかん。
幸いにもまだ俺が帰宅してきた事には気付かれてないし、このままバックれよう。
そう思って今来た道を引き返そうと踵を返す。
と───、
《prrrr prrrr》
マナーモードにしてなかった俺のスマホの着信音が鳴り響く。
最悪のタイミングだ…!
とりあえずまだバレてないか確認しようともう一度部屋の前を見ると、
三人揃ってこっちを凝視してた。
いや、なんてホラー???
マイキーに至っては片耳にスマホを押し当てているため、推測するに今鳴っているこの着信音はマイキーからの電話だろう。
三人から目を逸らし、画面を確認すると案の定。
いや… ドラケンの言う通り、来る前に連絡しろよ!
しかし鳴りっぱなしもアレなので、応答ボタンをタップする。
お互い目が合っているのに電話してるって何コレ??
『…なんで居んの?』
マ《アヤノ、今俺から逃げようとした??》
『いや 聞いてんのこっちな。
今日別になんも約束してないだろ?』
マ《でも昨日いつでも会いに来ていいって言った!》
いや、"いつでも"とは言ってねーわ。
*
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Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️めっちゃこの物語良き過ぎます(๑•̀ㅂ•́)و✧更新されるのを楽しみにしています(*^^*)🎵𓈒𓏸 (2023年2月18日 22時) (レス) @page50 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
くろーーーー。 - (*´д`*)ハァハァ好きすぎる・・・!!!これからの物語めっちゃ期待してます!!!!! (2021年11月30日 21時) (レス) @page4 id: 306f53c7de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鈴奈 | 作成日時:2021年11月30日 15時