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「メリークリスマス」
「きっといいことが起こる日だよ」
「一年でいちばん楽しみな日なのよ、クリスマスって」
「そっか。……僕もだよ」
「だって、幸せな日だもの――」
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また、ゆめをみた。いつもより、ずっとみじかいゆめ。誰かと誰かが話しているゆめだった。姿は見えなかったが、ふたりの影が幸せそうに微笑みながら光につつまれている――ルナにはそう思えた。
『記録……しなきゃ……』
ベッドから立ち上がると、足元にはプレゼントの山が置かれていた。
『……』
――「メリークリスマス。おめでとう、ルナ」
『……うん』
ペンダントが、あたたかく光っていた。
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「メリークリスマス、ルナ！」
「メリークリスマス！」
『メリークリスマス、ハリー、ロン、ウィーズリーの先輩方』
「ルナ、そろそろ名前で呼んでくれよ」
「しゃべりすぎだ、フレッド、ジョージ」
「なんで俺たちだけなんだよパース！」
ルナが大広間に入ると、ハリー、ロン、フレッド、ジョージ、パーシーが既に座っていた。こっちだと言わんばかりに手招きしているハリーの隣に座ると、ハリーはぱっと表情を明るくした。
すると、茶ふくろうのアスールが一匹舞い降りてきた。ルナの前にいくつかの封筒と、小さな雪だるまをのせていった。
「それ、なに？」
『これはハーマイオニーからよ。休暇前に二人で作ったの。呪文をかけて、クリスマスの日に送り合おうって』
「二人が言っていた「あれ」って、これのことだったのか」
他の封筒を手に取ると、よく知った、几帳面な字体が現れた。急いで開けると、そこには、「ノヴィルーニオ・ムーンライト」の名前があった。
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ルナヘ
ホグワーツ入学おめでとう。グリフィンドールに組み分けされたという話が回ってきたよ。もちろん父さんも喜んでいた――おじ様とおば様と同じだって。
今日はクリスマスだね。どこで過ごそうと、ルナにとって幸せな日になりますように。
父さんの気持ちも込めて
ノヴィルーニオ・ムーンライトより
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「ノヴィルーニオ……ムーンライト！？」
『怪しい人じゃないわよ？ この人はノヴィルーニオ……ヴィリーよ。私のいとこ』
「いとこ！？」
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セレーネ(プロフ) - マニ。さん» 最高だなんてもったいないお言葉、ありがとうございます！ボードの件ですが、リアルの関係で浮上率が低くなってきており、ご迷惑をおかけしてしまうと思いますので、お断りさせていただきます。これからも、こちらの作品をよろしくお願いいたします！ (1月30日 0時) (
レス) id: 69f9028131 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - セレーネさん» ✉️。こんにちは！ハリポタ作品最高過ぎて受験の癒しとしてよく見ています！これからも体調の方とか気をつけて頑張ってください！嫌じゃなければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます！💖、セレーネさん。☺️ (1月27日 18時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
セレーネ(プロフ) - クラゲさん» 大好きだと言っていただけてとても嬉しいです…！これからも頑張って更新していきますので、よろしくお願いいたします！ (1月15日 0時) (レス) id: 69f9028131 (このIDを非表示/違反報告)
クラゲ - 大好きな作品です！とても書くのが上手くて尊敬します！更新楽しみに待ってます！！ (1月13日 23時) (レス) @page16 id: a121ad2e0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セレーネ | 作成日時：2023年11月20日 20時
