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「おまえたちに話しちゃいけなかったんだ！ 忘れてくれ！ おーい、みんなどこに行くんだ？」
玄関ホールに着くまで、互いに一言も口をきかなかった。先ほどまで湖の中ではしゃいでいたことが、まるで別世界の出来事のようだった。
「ダンブルドアのところに行かなくちゃ。ハグリッドが怪しいやつに、フラッフィーをどうやって手なずけるか教えてしまった。マントの人物はスネイプかヴォルデモートだったんだ……校長室はどこだろう？」
その時、ホールのむこうから声が響いてきた。
「そこの四人、こんなところで何をしているの？」
山のように本を抱えたマクゴナガル先生だった。
「ダンブルドア先生にお目にかかりたいんです」
「ダンブルドア先生にお目にかかる？ 理由は？」
「ちょっと秘密なんです」
マクゴナガル先生の声が冷たくなった。
「ダンブルドア先生は十分前にお出かけになりました。魔法省から緊急のふくろう便が来て、すぐにロンドンに飛び発たれました」
「先生がいらっしゃらない？ この肝心な時に？ 先生……『賢者の石』の件なのです！」
「どうしてそれを……？」
先生の手からバラバラと本が落ちた。
『私たち、知っているんです。とある誰かが『石』を盗もうとしています』
「……先生は、明日お帰りになります。安心なさい。盤石の守りですから、誰も盗むことはできません」
先生は本を拾い、去って行った。
「今夜だ」
ハリーが言った。
「スネイプが仕掛け扉を破るなら今夜だ。必要なことは全部わかったし、ダンブルドアも追い払ったし。スネイプが手紙を送ったんだ」
「でも私たちに何ができるって……」
突然ハーマイオニーが息をのんだ。三人が急いで振り返ると、そこにスネイプが立っていた。
「やあ、こんにちは。諸君、こんな日には室内にいるもんじゃない」
「僕たちは……」
「こんなふうにウロウロしているところを人が見たら、何か企んでいるように見えますぞ。ポッター、警告しておく。これ以上夜中にうろついているのを見かけたら、吾輩が自ら退校処分にするぞ」
スネイプは大股に職員室の方に歩いていった。
「よし。こうしよう。誰か一人がスネイプを見張るんだ……職員室の外で待ち伏せして、スネイプが出てきたら跡をつける。ハーマイオニー、君がやってくれ」
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セレーネ(プロフ) - マニ。さん» 最高だなんてもったいないお言葉、ありがとうございます！ボードの件ですが、リアルの関係で浮上率が低くなってきており、ご迷惑をおかけしてしまうと思いますので、お断りさせていただきます。これからも、こちらの作品をよろしくお願いいたします！ (1月30日 0時) (
レス) id: 69f9028131 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - セレーネさん» ✉️。こんにちは！ハリポタ作品最高過ぎて受験の癒しとしてよく見ています！これからも体調の方とか気をつけて頑張ってください！嫌じゃなければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます！💖、セレーネさん。☺️ (1月27日 18時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
セレーネ(プロフ) - クラゲさん» 大好きだと言っていただけてとても嬉しいです…！これからも頑張って更新していきますので、よろしくお願いいたします！ (1月15日 0時) (レス) id: 69f9028131 (このIDを非表示/違反報告)
クラゲ - 大好きな作品です！とても書くのが上手くて尊敬します！更新楽しみに待ってます！！ (1月13日 23時) (レス) @page16 id: a121ad2e0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セレーネ | 作成日時：2023年11月20日 20時
