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お互いに呪文で髪を乾かし合ってからしばらくすると、ハリーが額をこすりながら苦しそうにした。
『傷が痛むの……？』
「ああ……きっと警告なんだ……何か危険が迫っている証拠なんだ」
「ダンブルドアがいるかぎり、『石』は無事だよ。スネイプがフラッフィーを突破する方法を見つけたっていう証拠はないし、ハグリッドが口を割ってダンブルドアを裏切るなんてありえない」
ハリーは突然立ち上がった。
『どこへ行くの？』
「今、気づいたことがあるんだ。すぐ、ハグリッドに会いに行かなくちゃ」
ルナたちはハリーを追いかけた。
「どうして？」
「おかしいと思わないか？ ハグリッドはドラゴンが欲しくてたまらなかった。でも、いきなり見ず知らずの人間が、たまたまドラゴンの卵をポケットに入れて現れるかい？ 話がうますぎると思わないか？」
確かに、ハリーの言う通りだった。「別の者」が関わっている可能性がうんと高い。じゃあ、その「別の者」はいったい何？ルナは考えを巡らせた。しかし、答えはすでにルナの中で出ていた――。
『――どうして今まで気づかなかったのかしら』
ハグリッドは家の外にいた。
「よう。試験は終わったかい。お茶でも飲むか？」
『いいえ、私たち急いでいるの。あの、聞きたいことがあるのよ。ノーバートを手に入れた夜――前に言っていた、トランプをした相手って、どんな人だったのか覚えている？』
「わからんよ。マントを着たままだったしな」
「ハグリッド。その人とどんな話をしたの？ホグワーツのこと、何か話した？」
「わしが何をしているのかって聞いたんで、森番をしているって言ったな……そしたらどんな動物を飼ってるかって聞いてきたんで……ほんとはずっとドラゴンが欲しかったって言ったな……それからドラゴンの卵を持ってるけどトランプで卵を賭けてもいいってな……でもちゃんと飼えなきゃだめだって……だから言ってやったよ。フラッフィーに比べりゃ、ドラゴンなんか楽なもんだって……」
ルナは思わず固まった。ハリーが、ルナをカバーしようと、なるべく落ち着いた声で聞いた。
「それで、そ、その人はフラッフィーに興味あるみたいだった？」
「そりゃそうだ……三頭犬なんて、そんなに何匹もいないだろう？ だから俺は言ってやったよ。フラッフィーなんか、ちょいと音楽を聞かせればすぐねんねしちまうって……」
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セレーネ(プロフ) - マニ。さん» 最高だなんてもったいないお言葉、ありがとうございます！ボードの件ですが、リアルの関係で浮上率が低くなってきており、ご迷惑をおかけしてしまうと思いますので、お断りさせていただきます。これからも、こちらの作品をよろしくお願いいたします！ (1月30日 0時) (
レス) id: 69f9028131 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - セレーネさん» ✉️。こんにちは！ハリポタ作品最高過ぎて受験の癒しとしてよく見ています！これからも体調の方とか気をつけて頑張ってください！嫌じゃなければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます！💖、セレーネさん。☺️ (1月27日 18時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
セレーネ(プロフ) - クラゲさん» 大好きだと言っていただけてとても嬉しいです…！これからも頑張って更新していきますので、よろしくお願いいたします！ (1月15日 0時) (レス) id: 69f9028131 (このIDを非表示/違反報告)
クラゲ - 大好きな作品です！とても書くのが上手くて尊敬します！更新楽しみに待ってます！！ (1月13日 23時) (レス) @page16 id: a121ad2e0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セレーネ | 作成日時：2023年11月20日 20時
