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最悪の事態になった。
フィルチは三人を二階のマクゴナガル先生の研究室へ連れて行った。ハーマイオニーは震えていたし、ハリーは押し黙り、ルナは手をぎゅっと組んで気持ちを落ち着かせようとしていた。
なんと、マクゴナガル先生はネビルを引き連れて現れた。
「ハリー！ 探してたんだよ。注意しろって教えてあげようと思って。マルフォイが君を捕まえるって言ってたんだ。あいつ言ってたんだ、君がドラゴ……」
「まさか、みなさんがこんなことをするとは、まったく信じられません。ミスター・フィルチは、あなたたちが天文台の塔にいたと言っています。明け方の一時にですよ。どういうことなんですか？」
マクゴナガル先生が言った。
「何があったか私にはよくわかっています。ドラゴンなんてウソッパチでマルフォイにいっぱい食わせてベッドから誘き出し、問題を起こさせようとしたんでしょう」
ああ、先生、違うんです――。そう、今すぐにでも声に出したかった。ショックを受けてしょげているネビルを見ると、どうしてもそうしたいという衝動に駆られた。
「一晩に五人もベッドを抜け出すなんて！ Ms.グレンジャー、あなたはもう少し賢いと思っていました。Ms.ムーンライト、優秀なあなたがこんなこと……失望するほかありません。Mr.ポッター、グリフィンドールはあなたにとって、もっと価値のあるものではないのですか。四人とも処罰です……えぇ、あなたもですよ、Mr.ロングボトム。どんな事情があっても、夜に学校を歩き回る権利は一切ありません。特にこの頃、危険なのですから……五十点。グリフィンドールから減点です」
「五十？」
息をのんだ――寮対抗のリードを失ってしまう。せっかくこの前のクィディッチでハリーが獲得したリードを。
「一人五十点です」
『そんな……』
「さあ、みんなベッドに戻りなさい。グリフィンドールの寮生をこんなに恥ずかしく思ったことはありません」
二百点を失ってしまった。グリフィンドールは最下位に落ちた。授業中に獲得した点数も、クィディッチの成績も、全て消え去ってしまった。
部屋に戻り、ベッドに入った時、ハーマイオニーは初めてルナに「おやすみ」を言わなかった。ハーマイオニーの今の気持ちを表すには、それで十分すぎた。ルナだって、言葉を絞り出せるほどの気力はもう残っていなかったのだから。
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セレーネ(プロフ) - マニ。さん» 最高だなんてもったいないお言葉、ありがとうございます！ボードの件ですが、リアルの関係で浮上率が低くなってきており、ご迷惑をおかけしてしまうと思いますので、お断りさせていただきます。これからも、こちらの作品をよろしくお願いいたします！ (1月30日 0時) (
レス) id: 69f9028131 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - セレーネさん» ✉️。こんにちは！ハリポタ作品最高過ぎて受験の癒しとしてよく見ています！これからも体調の方とか気をつけて頑張ってください！嫌じゃなければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます！💖、セレーネさん。☺️ (1月27日 18時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
セレーネ(プロフ) - クラゲさん» 大好きだと言っていただけてとても嬉しいです…！これからも頑張って更新していきますので、よろしくお願いいたします！ (1月15日 0時) (レス) id: 69f9028131 (このIDを非表示/違反報告)
クラゲ - 大好きな作品です！とても書くのが上手くて尊敬します！更新楽しみに待ってます！！ (1月13日 23時) (レス) @page16 id: a121ad2e0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セレーネ | 作成日時：2023年11月20日 20時
