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「この子をノーバートと呼ぶことにしたんだ」
「狂ってるぜ」
ハグリッドを横目に、ロンがささやいた。
『でも、二週間もしたら、ノーバートはこの家ぐらいに大きくなるのよ。あまり考えたくはないけれど……ドラコがいつダンブルドア先生に言いつけるかだってわからないわ』
「そ、そりゃ俺もずっと飼っておけんぐらいのことはわかっとる。だけど……」
ハリーが突然ロンに呼びかけた。
「チャーリー！」
「君も、狂っちゃったのかい。僕はロンだよ。わかるかい？」
「違うよ――チャーリーだ、君のお兄さんの。ルーマニアでドラゴンの研究をしている――チャーリーにノーバートを預ければいい。面倒を見て、自然に帰してくれるよ」
「ハグリッド、どうだい？」
ハグリッドはとうとう、チャーリーに頼みたいというふくろう便を送ることに同意した。
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次の週の水曜日の夜、ルナとハリーとハーマイオニーの三人だけが談話室に残っていた。肖像画の扉が突然開き、ロンがどこからともなく現れた。ハリーの透明マントを脱いだのだ。ロンはハグリッドの小屋でノーバートに餌をやるのを手伝っていた。
「かまれちゃったよ」
『ドラゴンの牙に毒が含まれているかも……マダム・ポンフリーのところに行ったら？』
「ドラゴンのことがバレて終わりさ」
その時、暗闇の中で窓を叩く音がした。
「ヘドウィグだ！ チャーリーの返事を持ってきたんだ！」
ふくろうを中に入れ、手紙をのぞき込んだ。
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ロン、元気かい？
手紙をありがとう。喜んでノルウェー・リッジバックを引き受けるよ。だけどここに連れてくるのはそう簡単ではない。来週、僕の友達が訪ねてくることになっているから、彼らに頼んでこっちに連れてきてもらうのが一番いいと思う。問題は彼らが法律違反のドラゴンを運んでいる所を、見られてはいけないということだ。
土曜日の真夜中、一番高い塔にリッジバックを連れてこれるかい？ そしたら、彼らがそこで君たちと会って、暗いうちにドラゴンを運び出せる。
できるだけ早く返事をくれ。
がんばれよ……
チャーリーより
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「透明マントがある。できなくはないよ……僕ともう一人、二人とノーバートぐらいなら隠せるんじゃないかな？」
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セレーネ(プロフ) - マニ。さん» 最高だなんてもったいないお言葉、ありがとうございます！ボードの件ですが、リアルの関係で浮上率が低くなってきており、ご迷惑をおかけしてしまうと思いますので、お断りさせていただきます。これからも、こちらの作品をよろしくお願いいたします！ (1月30日 0時) (
レス) id: 69f9028131 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - セレーネさん» ✉️。こんにちは！ハリポタ作品最高過ぎて受験の癒しとしてよく見ています！これからも体調の方とか気をつけて頑張ってください！嫌じゃなければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます！💖、セレーネさん。☺️ (1月27日 18時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
セレーネ(プロフ) - クラゲさん» 大好きだと言っていただけてとても嬉しいです…！これからも頑張って更新していきますので、よろしくお願いいたします！ (1月15日 0時) (レス) id: 69f9028131 (このIDを非表示/違反報告)
クラゲ - 大好きな作品です！とても書くのが上手くて尊敬します！更新楽しみに待ってます！！ (1月13日 23時) (レス) @page16 id: a121ad2e0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セレーネ | 作成日時：2023年11月20日 20時
