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ハリーが二人乗りの舵をとることに必死になっている間、ルナは小声でスネイプの場所を伝えた。スネイプが森の中にかけ込んで行ったことを伝えると、ハリーは跡をつけた。
高度を下げると、誰かの話し声が聞こえた。声のするほうに移動し、ひときわ高い木に降りた。ルナとハリーは葉っぱの陰から下をのぞき込んだ。そこにはスネイプとクィレルがいた。
「……な、なんで……よりによって、こ、こんな場所で……セブルス、君にあ、会わなくちゃいけないんだ」
「このことは二人だけの問題にしようと思いましてね。生徒諸君に『賢者の石』のことを知られてはまずいのでね。――あのハグリッドの野獣をどう出し抜くか、もうわかったのかね」
「で、でもセブルス……私は……」
「クィレル、私を敵に回したくなかったら」
「ど、どういうことなのか、私には……」
「……あなたの怪しげなまやかしについて聞かせていただきましょうか」
「で、でも私は、な、何も……」
「いいでしょう。それでは、近々、またお話をすることになりますな。もう一度よく考えて、どちらに忠誠を尽くすのか決めておいていただきましょう」
スネイプはマントをスッポリかぶり、大股に立ち去った。
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「ハリーとルナったら、どこいたのよ？」
「僕らが勝った！ 君たちが勝った！ 僕らの勝ちだ！」
「それどころじゃない。大変な話があるんだ……」
ルナとハリーはいま見てきたこと、聞いたことをロンとハーマイオニーに話した。
「僕らは正しかった。『賢者の石』だったんだ。それを手に入れるのを手伝えって、スネイプがクィレルを脅していたんだ」
『スネイプ先生はフラッフィーを出し抜く方法を知っているかと聞いていたわ。それと、クィレル先生の「怪しげなまやかし」のことも何か話していたの……フラッフィー以外にも何か別なものが石を守っているのだとと思うわ』
「きっと、人を惑わすような魔法がいっぱいかけてあるんだよ。クィレルが闇の魔術に対抗する呪文をかけて、スネイプがそれを破らなくちゃいけないのかもしれない……」
「それじゃ『賢者の石』が安全なのは、クィレルがスネイプに抵抗している間だけということになるわ」
ハーマイオニーが警告した。
「それじゃ、三日ともたないな。石はすぐなくなっちまうよ」
ロンが言った。
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セレーネ(プロフ) - マニ。さん» 最高だなんてもったいないお言葉、ありがとうございます！ボードの件ですが、リアルの関係で浮上率が低くなってきており、ご迷惑をおかけしてしまうと思いますので、お断りさせていただきます。これからも、こちらの作品をよろしくお願いいたします！ (1月30日 0時) (
レス) id: 69f9028131 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - セレーネさん» ✉️。こんにちは！ハリポタ作品最高過ぎて受験の癒しとしてよく見ています！これからも体調の方とか気をつけて頑張ってください！嫌じゃなければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます！💖、セレーネさん。☺️ (1月27日 18時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
セレーネ(プロフ) - クラゲさん» 大好きだと言っていただけてとても嬉しいです…！これからも頑張って更新していきますので、よろしくお願いいたします！ (1月15日 0時) (レス) id: 69f9028131 (このIDを非表示/違反報告)
クラゲ - 大好きな作品です！とても書くのが上手くて尊敬します！更新楽しみに待ってます！！ (1月13日 23時) (レス) @page16 id: a121ad2e0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セレーネ | 作成日時：2023年11月20日 20時
