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「スネイプがクィディッチの審判をやったことあるか？ 僕たちがスリザリンに勝つかもしれないとなったら、きっとフェアでなくなるぜ」
チーム全員がジョージのそばに着地して文句を言い始めた。ルナは呪文でタオルを呼び寄せ、ジョージの泥を器用に拭いた。
「僕のせいじゃない。僕たちは、つけ込む口実を与えないよう、絶対にフェアプレイをしなければ」
練習のあと、選手はいつもどおりおしゃべりをしていたが、ハリーがまっすぐ帰ろうとしている姿を見て、ルナも慌てて後を追いかけた。談笑しながらグリフィンドールの談話室に戻ると、そこではロンとハーマイオニーのチェスの対戦が行われていた。
「なんかあったのか？ なんて顔してるんだい」
他の人に聞かれないように小声でハリーは、スネイプが突然クィディッチの審判をやりたいと言い出した、という不吉なニュースを伝えた。ハーマイオニーとロンはすぐに反応した。
「試合に出ちゃだめよ」
「病気だって言えよ」
「足を折ったことにすれば」
「いっそ本当に折ってしまえ」
「それじゃルナは腕の負傷ね」
『できないわ。チェイサーは三人いるからともかく、シーカーの補欠はいないの。ハリーが出ないとグリフィンドールはプレイできなくなってしまうわ』
その時、ネビルが談話室に倒れこんできた。両足がピッタリくっついたままだった。ルナが『足縛りの呪い……！』と声を上げると、ハーマイオニーがすぐ立ち上がって呪いを解く呪文を唱えた。両足がパッと離れ、ネビルは震えながら立ち上がった。
「どうしたの？」
「マルフォイが……。図書館の外で出会ったの。だれかに呪文を試してみたかったって……」
ドラコの名を聞いた時、ルナの顔がさっと青ざめた。
「ネビル、マルフォイに立ち向かわなきゃだめだよ。あいつは平気でみんなをバカにしてる。だからといって屈服してヤツをつけ上がらせていいってもんじゃない」
「僕が勇気がなくてグリフィンドールにふさわしくないなんて、言わなくってもわかってるよ。マルフォイがさっきそう言ったから」
『そんなことないわ。グリフィンドールは確かに勇気ある生徒を好むけれど、それが今の段階で全員にあるわけではないわ。遅かれ早かれ、勇気は誰にでも現れるはずだから』
ネビルはルナに弱々しく微笑みかけ、小さく「うん……そうかも」と呟いた。
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セレーネ(プロフ) - マニ。さん» 最高だなんてもったいないお言葉、ありがとうございます！ボードの件ですが、リアルの関係で浮上率が低くなってきており、ご迷惑をおかけしてしまうと思いますので、お断りさせていただきます。これからも、こちらの作品をよろしくお願いいたします！ (1月30日 0時) (
レス) id: 69f9028131 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - セレーネさん» ✉️。こんにちは！ハリポタ作品最高過ぎて受験の癒しとしてよく見ています！これからも体調の方とか気をつけて頑張ってください！嫌じゃなければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます！💖、セレーネさん。☺️ (1月27日 18時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
セレーネ(プロフ) - クラゲさん» 大好きだと言っていただけてとても嬉しいです…！これからも頑張って更新していきますので、よろしくお願いいたします！ (1月15日 0時) (レス) id: 69f9028131 (このIDを非表示/違反報告)
クラゲ - 大好きな作品です！とても書くのが上手くて尊敬します！更新楽しみに待ってます！！ (1月13日 23時) (レス) @page16 id: a121ad2e0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セレーネ | 作成日時：2023年11月20日 20時
