・ ページ14
スタッフを見つけ強引にだが
服を取り換えることに成功はした
・・・タオルに笑気を含ませすぎて
苦しそうに眠らせてしまったが
申しわけない
『会場に入るぞ』
マメガシ「まって、緊張してきた」
『ハァ・・』
マメガシを置いて会場の中に入ると
煌びやかな光が目を悠々とつぶしてくる
(うっ・・・さすが高級ホテル)
シャンデリアの光に
優美なクラシック音楽
酒を楽しむ紳士淑女の方々
マメガシ「凄い・・・あっちにいる人も
あそこにいる人も皆テレビで見たことある・・・」
そりゃそうだ
一先ず、は
『配置につくぞ
もしも客に話しかけられたら適当に・・・いや、
お前の場合はちゃんと対応しろ』
マメガシ「おっけー」
インカムを装着し
マメガシと二手に分かれ怪しまれないように
聖杯へと近づく
その時
「 そこの君 」
『・・はい、なんでございましょうか』
肩を叩かれ振り向けば
恐らくイタリア支部所属である
”ブローノ・ブチャラティ”と
”レオーネ・アバッキオ” が
グラスを俺に差しだしてきたのだ
ブチャラティ「これを片付けておいてくれないか?」
アバッキオ「俺のも頼む」
『かしこまりました
お次の飲み物はどういたしますか?』
この2人・・・というか
”ここにいる奴ら”はイタリア支部とは言えども
”ギャング”として動いている奴らだ
ここでバレればまずい
ブチャラティ「そうだな、
君のオススメを貰おう」
アバッキオ「俺は良い」
『かしこまりました
では私のオススメ、”バラライカ”なんて
どうでしょうか』
ブチャラティ「・・・・確かに酒も飲んだところだ
爽やかなバラライカが合うな」
『ありがとうございます
ではただ今、注文してきますので
少々お待ちください』
これで良い
テーブルを見たところ酒の空いたグラスが
いくつもあった
爽やかな口触りになるバラライカは
適切だっただろう
パーティーが始まって間もないのに
良くもまぁこんだけ飲めるものだ
『 では 』
そう言って踵を返すと
アバッキオ「 まて 」
『どういたしましたか』
強く腕を引かれバランスを崩す
さっきまでと打って変わり
アバッキオやブチャラティに関わらず
その場にいる全員が俺を睨みつける
アバッキオ「 流暢な”イタリア語”じゃねぇか 」
『そうでしょうか』
どうしたものか
77人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
にぃ - エ、題名見た瞬間から運命感じました。 (9月26日 20時) (レス) @page50 id: 9cceebbfe5 (このIDを非表示/違反報告)
白湯 - ダヴィンチコードを元にしてますね (2023年3月13日 7時) (レス) @page23 id: c7e615fa4e (このIDを非表示/違反報告)
MOON(プロフ) - しゃけなすびさん» コメントありがとうございます(´;ω;`)テストがあってまだ更新できませんがこれからもよろしくお願いします・・・m(_ _"m) (2022年5月31日 1時) (レス) id: d4b6eee348 (このIDを非表示/違反報告)
しゃけなすび - 初コメ失礼します!面白いよおおおおおお(泣)頑張ってくだざいいい(泣) (2022年5月25日 20時) (レス) id: 3dbd05047b (このIDを非表示/違反報告)
MOON(プロフ) - ナチテト@ワイ日本語おかしすぎワロタさん» ありがとうございます・・・マメガシはどうなっちゃうんでしょうね・・・・(笑)日常生活が忙しくなってきているので更新が遅くなりますm(_ _"m)すみません、、、 (2022年4月21日 11時) (レス) id: d4b6eee348 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:moon | 作成日時:2022年3月11日 23時