22話 ページ24
ハリ)僕、お金持ってないよ？
ハリーはか細い声で言った。
ハグ)心配いらん。父さん母さんがお前に何も残していないと思うのか？
ハグリッドは頭を掻きながら言った。
ハリ)でも、家が壊されて…
ハリーが泣きそうに言った。
ハグ)まさか！ 家の中金なん置いておくものか。さあ、まずは魔法遣いの銀行、グリンゴッツへ行くぞ！
ハグリッドは笑いながら言った。
ハリ)グリンゴッツって？
貴)魔法遣いの世界に1つしかない銀行で、小鬼が経営してるの。
ハリ)こ・お・に？
ハリーは食べていたソーセージを皿の上に落とした。
貴)そう…だから、銀行強盗なんて狂気の沙汰よ… 何かを安全にしまっておくには、グリンゴッツが、世界一安全よ。
ハグ)ホグワーツ以外ではな。
すかさずハグリッドが言った。
ハグ)実は、ほかにもグリンゴッツに行かにゃならん用事があってな。ダンブルドアに頼まれて、ホグワーツの仕事だ。
ハグリッドは誇らしげに反り返った。
ハグ)忘れ物はないかな。そんじゃ、出掛けるとするか
ハリーとハグリッド、Aは岩の上にでた
空は晴れ渡り、海は陽の光に輝いていた。
バーノンおじさんが借りた船は、まだそこにあったが、嵐で船底は水浸しだった。
ハリ)A、ハグリッド。どうやってここに来たの？
ハリーは見回しながら聞いてきた。
貴)あー、それなら飛んできたの。
Aは、サラッと言った。
ハリ)へー、え゛。 と、飛んで？
ハグリッドはチラッとAに目配せした。
すると、Aは、はぁ。いいよ、隠しておく。と、呆れながら言った。
ハグリッドはおもむろにピンクの傘を取り出し、船べりを傘で二度叩いた。
すると、船は滑るように岸に向かった。
ハリーは魔法を見て目をきらつかせていた。
ハリーは、何故グリンゴッツを襲うのは狂気の沙汰なのかハグリッドに聞こうとしたが、ハグリッドが「日刊予言者新聞」を読んでいたので
Aに、それを聞いた。
貴)うーん…呪い…いえ、呪縛ね。
噂では、重要な金庫はドラゴンが守っているらしいよ。それに、道に迷うね＿＿＿グリンゴッツはロンドンの地下数百キロのところにあって、地下鉄より深いの。
何とか欲しいものを手に入れたとしても、迷って出て来れない。そうすると餓死するね。
ハリーは息を飲んだ。
魔法の銀行ってパネぇと、思いながらAの話しを真剣に聞いていた。
すると、ハグリッドは新聞を読みながら大きなため息をついた。
続く
今日の推しメン
リー・ジョーダン
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彩紀(プロフ) - エヴァグリーンさん» 了解であります！ありがとうございます！ (2015年9月9日 23時) (
レス) id: b84ca0d579 (このIDを非表示/違反報告)
エヴァグリーン(プロフ) - 彩紀さん» ゴメンナサイ...これから色塗りですので夕方になると思われます...。遅くてごめんなさい！｡･ﾟ･(＞＜)･ﾟ･｡ (2015年9月5日 12時) (レス) id: 7a236f127e (このIDを非表示/違反報告)
彩紀(プロフ) - エヴァグリーンさん» 14話です。はい。紋様はなんでもいいです。（足首だから大体隠れるけど…）宝石みたいなのが埋まっている感じですね。（足首だから大体隠れるけど…） (2015年8月26日 23時) (レス) id: b84ca0d579 (このIDを非表示/違反報告)
エヴァグリーン(プロフ) - 彩紀さん» それか14話に書いていた服ですか？返答なければ14話記載の服にしますね (2015年8月23日 21時) (レス) id: 7a236f127e (このIDを非表示/違反報告)
エヴァグリーン(プロフ) - 彩紀さん» 服はローブですか？ (2015年8月23日 21時) (レス) id: 7a236f127e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩紀 | 作成日時：2015年6月26日 18時
