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『じゃあおやすみー。』
その後、
悟は生徒の前でアイツの話を聞かないでいてくれた。
なわけ無くて。
寮の自室の扉を閉めようとしたら
ガンっと思い切り扉を掴まれた。
五条「さっさと開けろよ。」
『ごめん、
今日は疲れちゃって寝たいわ。』
隙間からギラついた瞳がじっと俺を捉えている。
どうにかして今晩中に言い訳を考えたい。
殺しにきたアイツはきっと上の指示だろう。
五条「A……頼むから、開けて。」
見たことないほど悲しそうな表情に力が抜けると
あっという間に内側の鍵を閉められた。
遠くで雷がゴロゴロと鳴り響いた。
五条「お前、僕に何か隠してるだろ？」
『隠してない。』
五条「隠してる。」
『隠してな＿＿＿＿＿＿』
五条「いい加減にしろ！！！
……そんなに頼れないのかよ。」
『っ、』
悟が怒鳴った。
思い切り押されて背中が壁にドンッと当たって痛い。
五条「怪しい呪具を持った
知らない奴がいたと伊地知から聞いた。
どんな思いで駆け付けたか
………僕の気持ちは考えてくれないの？」
綺麗な水色の瞳がじんわりと滲んだ。
声は震えていて、
どうしようもない感情が押し寄せる。
悟、泣かないで
と言えたら楽なのにな。
何もできない。
もう引き返せないくらい自分を追い込んで
それ以上に悟を悲しませる。
恵に言った言葉、あんなの本当は嘘だった。
かっこつけてさ。
優しさが連鎖したとしても
俺は誰も幸せにできないじゃないか。
こんなに大事に思ってくれる
手を伸ばせばすぐに触れられる悟でさえだ。
『離して、……………痛い。』
胸が死ぬほど痛いから。
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海月(プロフ) - バナナプリンさん» コメントありがとうございます！クソ好きと供給が素直すぎて笑いましたw元気出ました😂 (1月22日 20時) (
レス) id: 5fb6f2a200 (このIDを非表示/違反報告)
バナナプリン - クソ好きです🍌色気男主大好物なので助かります！！供給ありがとうございます！！！✨ (1月22日 0時) (レス) @page23 id: 2d27e83292 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - 白夜琉さん» コメントありがとうございます！凄く嬉しいです😭✨励みになります😭 (1月3日 8時) (レス) id: 8800e7a7fe (このIDを非表示/違反報告)
白夜琉(プロフ) - この作品、好きすぎて辛いです、、、、切実に海月様に感謝を伝えたい……ありがとうございます。 (1月2日 21時) (レス) @page3 id: ca611a4723 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海月 | 作成日時：2024年1月2日 13時
