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『みんな怪我してない？
恵は……過呼吸治ったね。
ほら、全然平気だから自分を責めるなよー。』
さっきの出来事が嘘みたいだ。
真っ赤な服はこれ以上染まることはない。
先生は冷や汗をかいているけれど普通に立っている。
『ちょっと、大丈夫か？』
先生が無事だと分かった瞬間、
力が抜けて床にへたり込んでしまった。
同時に涙が溢れた。
俺が油断しなければあんなことには。
『泣かないで、
俺のせいだから恵は何も悪くない。』
ふわっと八神先生の匂いがして、
あ、俺今抱きしめられてるんだって気がついたら
もっと涙が溢れた。
五条「おいこら離れろ。恵、ぶん殴るぞ。」
突然現れた五条先生に
後ろから両脇を掴まれて簡単に引きずられてしまう。
釘崎「びっくりした、なんでいるの？」
『いや、悟？俺の方から近づいたんだけど？』
虎杖「伏黒、代わりに俺が抱きしめてあげようか？」
伏黒「うるせ、」
五条「……A、こっち来て見せろ。」
五条先生が八神先生の胸を確認する。
傷跡一つ残っていないのを見て息を漏らした。
五条「あぁ、良かった。…来るの遅くなって悪い。」
『ん、悟が謝ることないじゃん。』
八神先生を優しく抱きしめ頭を撫でる。
八神先生は五条先生の胸の中で安心したような顔。
あぁやっぱり俺、
どう考えても五条先生には勝てない。
伏黒「八神先生、俺も抱きしめてもいいですか。」
無理、しんどい。最近しんどいんだよ。
五条「は？」
虎杖「え？」
釘崎「へ？」
これくらいいいだろ。
何だよ全員変な目で見やがって。
『ん？まだ怖い？』
自分の元から離れた五条先生は
何とも言えない寂しそうな顔をしている。
そんな顔すんなよ、
あんたはいつもそうやって八神先生のこと
抱きしめられるんだから。
伏黒「…ありがとうございます。」
先生の匂い。大人っぽい香水と煙草の匂い。
もうこれで全部終わりだ、諦めよ。
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海月(プロフ) - バナナプリンさん» コメントありがとうございます！クソ好きと供給が素直すぎて笑いましたw元気出ました😂 (1月22日 20時) (
レス) id: 5fb6f2a200 (このIDを非表示/違反報告)
バナナプリン - クソ好きです🍌色気男主大好物なので助かります！！供給ありがとうございます！！！✨ (1月22日 0時) (レス) @page23 id: 2d27e83292 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - 白夜琉さん» コメントありがとうございます！凄く嬉しいです😭✨励みになります😭 (1月3日 8時) (レス) id: 8800e7a7fe (このIDを非表示/違反報告)
白夜琉(プロフ) - この作品、好きすぎて辛いです、、、、切実に海月様に感謝を伝えたい……ありがとうございます。 (1月2日 21時) (レス) @page3 id: ca611a4723 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海月 | 作成日時：2024年1月2日 13時
