最強と最狂2【呪術廻戦】

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虎杖「お前八神先生のこと好きなの？」
















は？














釘崎「ちょ、あんた何言ってんのよ！」



















死ぬほど恥ずかしい。先生の前で言うことねえだろ。
心臓がバクバク音を立てている。













『ん？俺のこと好きなの？』













慣れた手つきで顎をくいっと持たれて
先生の瞳が月の明かりに照らされる。














伏黒「……っ、別に尊敬してるだけです！」













やり慣れてる。















こういうの五条先生にもしてんのかな、
って思った途端嫉妬してる自分に気づいて腹が立つ。













恥ずかしさから早歩きで少し前を歩いた。
後ろで虎杖が笑ってる。
帰ったら一発、いや何度か殴ろう。















『嬉しいよ。』
















否定も肯定もしない。
どうせ俺のことなんて生徒としてしか見てないくせに。
五条先生と両思いだってこと気づいてないのか？
















俺はこの前。
先生と中華を食べた時勝てないと区切りをつけたのに。















嬉しいよ、なんて言うなよ。
今まで必死に誤魔化してきたのに。
もっと好きになるだろ。あー、調子狂う。



















『っ、恵！！！』











伏黒「だから何___________」



















嘘、だろ。



















頼むから嘘だと言ってくれ。
















『はぁ''っ、くっ、！』














振り向くと俺を庇うようにして
長いオノのような刃物が刺さった八神先生が顔を歪めた。



















ぐさっと鈍い音がして流れるように
血が溢れて服はあっという間に赤色に染まっていく。



















胸に貫通して刃先が出ている。



















自分の呼吸が荒くなっていく。

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