最強と最狂2【呪術廻戦】

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夏油「まあ、最終的に私が欠けて君もいずれ死ぬ。
最悪のバッドエンドだ。」



















今までずっと誤魔化してきたことを、
やっと区切りをつけようと思ったのに。














頼むから掘り返さないでくれ。



















『そうだよ。欠けてほしくなんてなかった。
ずっと4人で笑い合ってるもんだと思ってた。










傑、俺を殺せないなら傑は悟に殺される。
傑にはまだ優しさが残っているから。





悟に殺させたくないけど
今の俺にはお前を道連れにする力もない。









最期を迎える時、
悟を追い込むような言葉を吐くことは許さない。









だから、……せいぜいそれまでは生きろよ。』















A、それは不可能だ。
私がどれだけ君のことを愛していたと思う？
呪いの言葉くらい吐かせてくれ。














夏油「せいぜいそれまでは生きろよ、か。
本当にどこまでも美しいな。
その美しさが悟を苦しめることになる。







どうせならこっちに来たらよかったのに。
私は理解しているし
私ならきっと君を今以上に幸せにできた。」



















『傑、冗談言うなよ。
今更だけどさ、どうして相談してくれなかったんだ。
……こんなこと言ってももう意味ないか。








手を出さないならそこにいる特級3体は殺すわ。
俺が死んだ後、この子達に危害を加えられると面倒だ。』
















冗談なんかじゃないんだ、A。
私は本気で君が欲しかった。












知らないうちに悟以外にも
守りたい人間が出来てしまったんだね。
















もう私の思いは届かない。
















『領域展開_________''弾圧虚処''』















凄いや………










調子が良ければ
今日が自分にとって最期の日だったろうな。













呪霊の断末魔が
一瞬にしてここまで響いてくる。



















A、やっぱり君は最狂だった。
もう会うことはないだろうね。



















夏油「君の最期を見届けたかったけど
ここでお別れだね。A、今まで……」












ありがとう、さようならなんて言えるわけない。
高専を後にするあの日も言えなかったんだから。















私は地獄に落ちる。
世界で一番綺麗な心を持つAとはもう会えない。



















『傑、



















あの世でまた会おうな。』

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