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まだ、足の力が入らない。
あれから朝練どころじゃなくなった。
釘崎「はぁ?寝てて分からなかった?
あの爆音に気づかないバカがどこにいるのよ。
呪力が一気にぶわって。心臓掴まれたかと思った。」
虎杖「ふーん。
あ、宿儺が危ないって言ってたの夢じゃなかったのか?」
いつも静かな朝の廊下が大騒ぎだ。
そりゃあの呪力と爆音が響き渡ったらこうなる。
伏黒「夢じゃない。」
釘崎「伏黒、無事だったのね。
あんた顔色どうしたの真っ青よ……。」
伏黒「これが無事に見えるか?
八神先生の呪術を見せてもらったんだ。
あれは化け物だ。」
虎杖が俺も見たかったー!!とか叫んでいる。
何だこれ、目が霞んで夢の中のようだ。
正直今にもぶっ倒れそう。
五条「今日は少し張り切ってるなーと
思ったらそういうことか。恵、部屋で休んでおいで。
きついっしょ、Aのは。」
五条先生が部屋から出てきた。
少し張り切ってるってことは多少威力は違っても
あの朝練が日常なのか?
釘崎「先生、嬉しそうじゃん。」
五条「そりゃね。Aは自慢の親友だから。
でも恵、あんなの3割も出してないよ。」
伏黒「………っ、!…」
五条「おっと、
こうなるからAは基本単独行動なんだ。」
恵がふっと意識を失った。
Aの呪力を受けて
今まで立っていただけでも凄い方だ。
2人は完全にびびちゃってるね。
でも君たちにはこれから慣れてもらわなきゃ。
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作者名:海月 | 作成日時:2023年12月25日 21時