大人? ページ19
??「A……A」
私の名前を呼ぶ
落ち着くような心地の良い声。
「んっ……」
??「起きて……A」
軽く体を揺さぶられてそっと目を開けると
「……わっ、」
整った誰かのお顔がドアップで視界に入った。
「ジウン……さん?」
ジウン「うん。こんなとこで寝てたら体痛めるよ」
同じ3スターだけどまだ話したことの無い
キムジウンさん。
確かジウンさんはユジンと同じ部屋だったような……
「あっ、私ユジンの看病してそのまま……」
ジウン「うん。床で寝てたら体痛めちゃうよ」
時計を見ると消灯時間が迫っていた。
ジウン「ユジンもぐっすり寝てるし、
Aもちゃんと部屋のベッドで寝な」
「すいません遅くまでお邪魔して……」
私がペコッとお辞儀をすると
合わせて立ってくれるジウンさん。
「じゃあ、お邪魔しました」
ジウン「ふふっ、おやすみA」
そう言ってポンポンと私の頭を撫でるジウンさん。
「あっ、おやすみなさい……」
なんか、凄く大人だった。
ユジン達にはない
大人の余裕みたいなものがあった。
ジウンさんの第一印象はそれだった。
・
・
次の日もいつも通りレベルごとのレッスンが行われた。
いつも通り割と早く練習室に行って
練習をしていると
ジウン「おはよ、A」
「わっ、おはようございます。
あの、昨日は起こしてもらってありがとうございました」
昨日ちゃんと言えていなかったお礼をジウンさんに伝えた。
ジウン「じゃあさ、俺の事呼んでみてよ」
「へっ?……ジウン…さん?」
ジウン「ダメ」
「えっ……と……」
ジウン「距離感じるんだけど。9歳年の差あるけど俺仲良くしたい。」
何この人。
昨日までの大人っぽさはどこへ?
「私も仲良くしたいです。」
ジウン「うん。じゃあオッパって呼んでよ
俺に壁作んないで。」
「……ジウンオッパ」
ジウン「う"……可愛い。」
「うわっ……」
気付けば私はジウンオッパの腕の中にいた。
父やユジン、YUEHUAのオッパ達と
ハグをしたことはあったけれどそれ以外の男の人と
ハグをしたことが無い私は若干混乱気味。
「オ、オッパ……?」
ジウン「ごめん。ちょっとAが可愛すぎた」
「っ……」
ジウン「よしっ、練習しよ。練習」
メテュ「おはよぉA!」
ハンビン「A、なんか顔赤くない?」
ジウン「ふふっ」
ジウンオッパは甘すぎる。
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moon(プロフ) - 本屋と図書館とガソリンスタンドの匂いが好きさん» おまたせしてすいません!!これからもできるだけ更新するので、ゆっくりですが楽しんでください! (8月12日 0時) (レス) id: 623b63b8ed (このIDを非表示/違反報告)
本屋と図書館とガソリンスタンドの匂いが好き(プロフ) - 更新待ってました!!!!!主人公ちゃん可愛いなあ🤤これからどうなるか楽しみにしてます☺️ (8月8日 18時) (レス) @page32 id: b9b005fe2b (このIDを非表示/違反報告)
りんご - オリ‘フラ立ってますよ!💦 (2023年4月16日 10時) (レス) id: 40f7098858 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:moon | 作成日時:2023年4月9日 22時