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そんな話をしているうちに施術は終わった。
隆二
「うわ・・・めっちゃ楽になった。」
「今は楽かもしれないんですが、もしかしたら揉みもどりって言って、少しだるくなるかもしれないので、お水を多めに飲んで、今夜はゆっくりされて下さいね。」
隆二
「うん。ありがとう。
ねぇ・・・また来てもいい？」
「え？
あぁ・・・もちろんです。
でも、今市さんはマッサージよりも鍼の方が必要なように思いますけど。」
隆二
「うーん・・・。
鍼ももちろん続けたいんだけどね、またこうやってマッサージされながら、色々と話したいなって。」
「話・・・ですか？」
隆二
「うん。
すごく楽しかったから。」
ニッコリ笑う彼に、私はどうしていいかわからなくなった。
「あの・・・」
隆二
「まぁ、予約入れちゃえばこっちのもんだけどね(笑)」
「はぁ・・・」
隆二
「またスケジュール見て予約します。
えっと・・・Aさん、今日はありがとうございました。」
「いえ、こちらこそ、ご来店して頂いてありがとうございました。」
また来ますって、最後まで笑顔の彼。
彼の純粋な笑顔に、私はまた自分が汚く感じてしまった。
.
「ねぇ、直己。」
直己
「ん？どした？」
テレビを見ている直己の横に座ってビールを開けた。
「いつから猫飼ってるの？」
同じくビールを飲んでいた直己は吹き出しそうになっていた。
直己
「それ・・・もしかして・・・」
「気まぐれな猫は、もう直己にご飯作ってくれないかもね。」
直己
「ちょっと・・・冗談だったんだってば・・・。
だって言えるわけないじゃん。
ペットはいないけど、女の人と暮らしてますって。」
「ふ〜〜〜ん・・・。」
直己
「ごめんって。
あ！今度、寿司おごるから！！ね？」
「・・・回らない美味しいやつね。」
結局、餌付けされてるようなもんだから、猫ってことにでもしとこうかな。
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moon(プロフ) - りりさん» りりさん、コメありがとうございます！私も隆二くんの２作目に気合い入りつつも、ちょいちょいスランプで・・・。頑張ります！ (2016年11月21日 11時) (
レス) id: 5852114208 (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - 早速の新作が隆二くんで嬉しいです！直己さんの優しさが沁みます〜｡ﾟ+.( °∀°)ﾟ+.ﾟ (2016年11月20日 2時) (レス) id: f425ce87a7 (このIDを非表示/違反報告)
moon(プロフ) - 愁(ｼｭｳ)さん» 愁さん、コメありがとうございます！妄想って怖いなっていうぐらいの環境ですが、どうにか楽しんで頂けるように頑張ります！ (2016年11月16日 0時) (レス) id: ec05f47c99 (このIDを非表示/違反報告)
moon(プロフ) - 美羽さん» 美羽さん、コメありがとうございます！２作目の隆二くんメインなんですが、久々なので、ドキドキしながら書き進めております。応援、ありがとうございます！ (2016年11月16日 0時) (レス) id: ec05f47c99 (このIDを非表示/違反報告)
moon(プロフ) - もりもり8060さん» もりもり8060さん、コメありがとうございます！もうね、ほんとにどこからか見られてるんじゃないかってぐらいドキッてしましたよ（笑）隆二君の書いてるってバレてるってね。素敵なお話・・・かはわかりませんが、頑張ります♪ (2016年11月16日 0時) (レス) id: ec05f47c99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：moon
| 作成日時：2016年11月15日 7時
