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妹って・・・。
猫の次は妹かよって心の中で突っ込みながら、でも、その手が温かくて、笑った。
.
臣が俺の代わりに聞きにくいことをサラッと聞いてくれた。
だって、あんな風なやりとり見せられたらさ、誰だって付き合ってるのかって疑うよ。
もしも、本当にそうなら、俺は直己さんには勝てない。
あんなにすごい人にはまだまだ足元にも及ばないから。
違うって否定してくれて、すごくホッとしたけれど、Aちゃんを優しく見守る直己さんの姿に、そして、当たり前のように頭を撫でられて嬉しそうに柔らかく笑うAちゃんも見るのが辛かった。
いつの間にか、Aちゃんをこんなにも・・・。
だけど、当たり前のように隣にいる直己さん。
本当にただの腐れ縁？
胸がざわつくのを感じた。
広臣
「なぁ・・・なんか怪しいよな。」
隆二
「うん。」
広臣
「まぁ、否定はしてるんだしさ、隆二なりに頑張れって。」
臣が慰めてくれたけど、あんな顔見たらさ・・・。
その時、俺は気づいたんだ。
マッサージを始めたきっかけになったダンス仲間って、もしかして・・・直己さん？
支えてくれたって・・・。
いつの間にか大きくなってた、久しぶりの俺の恋心は、その大きさに気づいた途端に、花がしぼんでいくような、そんな感覚に襲われた。
深い絆がある二人の前で、Aちゃんにとっての俺の存在がちっぽけ過ぎて、心が痛かった。
.
アキラ
「お疲れ〜」
「「「お疲れ様です」」」
アキラ
「剛、ちゃんとA連れてきたんだな。」
「ほとんど騙された状態ですけど・・・。
でも、久しぶりにアキラさんに会えるのは嬉しいから。」
アキラ
「嬉しいこと言ってくれるじゃん。
抱きしめてやろうか？」
「それは遠慮しときます。」
アキラさんは私の横の直己を見た。
アキラ
「直己、今日ぐらいAと離れて飲んだら？」
直己
「目ぇ離すと、すぐ飲みすぎるから監視してるんですよ。」
アキラ
「ふーーーん・・・。」
アキラさんは爆弾を落とすつもりで来たってことに、私達は気づかなかった。
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moon(プロフ) - りりさん» りりさん、コメありがとうございます！私も隆二くんの２作目に気合い入りつつも、ちょいちょいスランプで・・・。頑張ります！ (2016年11月21日 11時) (
レス) id: 5852114208 (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - 早速の新作が隆二くんで嬉しいです！直己さんの優しさが沁みます〜｡ﾟ+.( °∀°)ﾟ+.ﾟ (2016年11月20日 2時) (レス) id: f425ce87a7 (このIDを非表示/違反報告)
moon(プロフ) - 愁(ｼｭｳ)さん» 愁さん、コメありがとうございます！妄想って怖いなっていうぐらいの環境ですが、どうにか楽しんで頂けるように頑張ります！ (2016年11月16日 0時) (レス) id: ec05f47c99 (このIDを非表示/違反報告)
moon(プロフ) - 美羽さん» 美羽さん、コメありがとうございます！２作目の隆二くんメインなんですが、久々なので、ドキドキしながら書き進めております。応援、ありがとうございます！ (2016年11月16日 0時) (レス) id: ec05f47c99 (このIDを非表示/違反報告)
moon(プロフ) - もりもり8060さん» もりもり8060さん、コメありがとうございます！もうね、ほんとにどこからか見られてるんじゃないかってぐらいドキッてしましたよ（笑）隆二君の書いてるってバレてるってね。素敵なお話・・・かはわかりませんが、頑張ります♪ (2016年11月16日 0時) (レス) id: ec05f47c99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：moon
| 作成日時：2016年11月15日 7時
