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翌朝、チャイムが鳴り続けた。
「ん・・・誰・・・？
え、まだ５時・・・」
確認すると勇人だった。
ドアを開けると、いきなり怒鳴る勇人。
勇人
「どんだけ心配させんだよ！！」
そして、その後ろには敬ちゃん。
敬浩
「ごめん、行くって聞かなくて・・・」
「とりあえず・・・あがって。」
寝ぼけ眼の将ちゃんもリビングに出てきて、ソファーで眠そうにしてる。
「朝早くから・・・」
勇人
「だって！
勝手に帰るし、連絡ねぇし・・・。」
「あ・・・ごめんって。」
勇人
「簡単に素直になれる性格じゃないってわかってるのに、追い詰めるようにけしかけたから、どうかしちゃったんじゃねぇかって・・・。」
敬浩
「かなり心配しててさ。
また自分責めてんじゃねぇかって。」
「・・・そっか・・・。ごめんね。勇人」
涙ぐんでる勇人。
敬浩
「あ・・・こいつらの父親のことって聞いた？
なんか、すっかり解決してそうな雰囲気だから・・・。」
将吉
「あ・・・昨日、やっと・・・」
勇人
「そっか・・・
姉ちゃん、やっと話せたんだ・・・。」
敬浩
「じゃあ、Aがどうしても暗いほうにしか考えられない理由もわかったんだな・・・。」
将吉
「はい・・・」
勇人
「姉ちゃん、バカだから、自分が生まれなかったらとか、そんなことばっかでしょ？
姉ちゃんいなかったら、俺もいないからね？」
泣きそうになりながら、勇人は私に嫌味を言った。
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ゆゆこ - イッキ読みしてしまいました…困難に直面しながら成長していく姿が苦しくも、美しくも思えました！本当に面白かったです！これからも頑張ってください！ (2017年7月26日 17時) (
レス) id: 14f1ba37fb (このIDを非表示/違反報告)
moon(プロフ) - 咲奈さん» 咲奈さん、たくさん読んでくださってありがとうございます！この作品は一番苦しくなる作品なので、私も書きながら辛くて、途中で投げ出しそうになりました。大ファンなんて恐れ多い！！でも、嬉しいです。ありがとうございます。 (2016年10月18日 0時) (レス) id: b186001784 (このIDを非表示/違反報告)
咲奈(プロフ) - めっちゃ泣きました！胸が苦しくなったりほっこりしたり…素敵な作品でした！もうわたし、moonさんの書く小説の大ファンです！！！ (2016年10月17日 17時) (レス) id: a448308bc0 (このIDを非表示/違反報告)
moon(プロフ) - あやさん» あやさん、コメありがとうございます！気に入って頂けて嬉しいです♪私も結構苦しみながら書きました。読んで頂けて嬉しいです。 (2016年10月1日 1時) (レス) id: b186001784 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 凄く素敵な小説です！涙が出ました。どうなるのかとドキドキしながら読んでました。ハッピーエンドで良かったです！ほっこりしました！ (2016年9月30日 15時) (レス) id: 8052e57fd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：moon
| 作成日時：2016年8月16日 1時
