大切な笑顔２ (ページ24)

今日:22 hit、昨日:16 hit、合計:243,457 hit

44 ページ24

真奈美
「Aの言うこと、すっごくわかるよ。

　この子は自分から前に出て恋愛するタイプじゃないんです。

　それに周りもよく見てる。

　自分なんてって、私達から見たら、Aなら全然イケるのにって思うのに、いつも一歩引いちゃってる。

　Aが泣くのもいっぱい見てきたし。

　だから、幸せになってほしい。

　今、こんなに素敵な二人からこんな風に言ってもらえて、羨ましいって思うけど、

　すごく悩んでるはず。

　実際、このところ見てらんないくらい飲んでたし。

　Aのペースに合わせてもらえたらって・・・。

　こんなおバカですけど、宜しくお願いします。」

「真奈美・・・」

千佳子
「真奈美に言われちゃったなぁ・・・(笑)

　でも、ほんとに大事な子だから。

　私からも宜しくお願いします。」

「千佳子・・・」

真奈美
「ちょっとぉ～！泣かないでよぉ～！」

「うぅっ・・・だってぇ・・・」

千佳子
「ほんと、世話が焼けるなぁ(笑)」

広臣
「わかってる。

　ってか、二人の愛情強すぎて、俺らプレッシャーじゃん(笑)」

隆二
「だね(笑)

　でも、ちゃんとゆっくり・・・ね。

　お友達だから、ちゃんとスルーしないで返事返してねぇ」

「・・・グスッ・・・

　うん、ほんとごめんね・・・」

剛典
「よしっ！飲もう！！」

真奈美・千佳子
「私も泡盛～！」

私、ちゃんとしないとなぁ・・・

二人に心配ばっかりかけて、隆二君と登坂君に嫌な思いさせて、わんこまで付き合わせちゃって・・・

自分の気持ちにちゃんと向き合わないと・・・

でも、今は飲んじゃおう・・・