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真奈美
「・・・マジかぁ・・・。
そりゃぁ、遠いってのもわかる。
けどさ、・・・ってあれ？
ねぇ、２人は知ってるの？このこと。」
「２人？今、話したじゃん」
真奈美
「もう！違う！！
私達２人じゃなくて、登坂君たち！！
だって、一緒のグループなんでしょ？」
「うん、相方・・・」
真奈美
「知ってて、隆二君はアプローチしてんの？
登坂君も知ってて家まで送ってくれたの？」
「・・・知らないと思う。
話してないし。
同窓会の時は、もう隆二君とは会わないって決めてたから、変に知らせなくてもいいかなぁって。
登坂君だって私のこと覚えてるかもわかんないから、隆二君には同級生って言わなかった。」
千佳子
「知らないのか・・・。
まぁ、変にギクシャクされるよりいいか。」
真奈美
「それもそうか。
Aが２人ともと連絡取らないって、諦めるって言ってきかないし・・・ね。」
「だって、真奈美と千佳子だったらどうする？
あんなキラキラの人と恋愛・・・できる？
それに、隆二君のこと好きなのに、登坂君に会って揺れちゃってるんだよ？
そんなの２人に失礼だもん。」
真奈美
「・・・確かに、今をときめく三代目と恋愛なんて、私も尻ごみするかも。
それに、Aの気持ちがハッキリしないと、何ともアドバイスもできない。」
千佳子
「そうだよね。釣り合わないって言うAの気持ちもわかるかな。
よっぽど自分に自信無いと無理だよね。
でもさ、それでほんとにいいの？また気持ち押し込めるの？」
「気持ちを押し込めるのは、多分得意だよ」
真奈美
「何の特技よ・・・笑」
「でも、登坂君への気持ちを閉じ込めて、適当に恋愛してきたから、だからいつも振られるのかもなぁ・・・」
真奈美
「だから、合コン！」
「・・・わかったよぉ」
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作者名：moon
| 作成日時：2016年6月9日 15時
