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そして二次会。
この年になると家庭持ってる人も沢山いて、二次会は人数がグッと減った。
真奈美
「やっぱ、亜美帰っちゃったねぇ・・・。
千佳子、Aの面倒、二人で見ないとね・・・」
千佳子
「かなり酔ってる・・・よね」
「何いってるの?酔ってないし〜〜〜♪」
「だって楽しいもん!
保護者いないし!
園児はさぁ、可愛いけどさぁ!!
先輩怖い人いるし!
飲む!!」
完全な酔っ払い。
時々、向こうの登坂君と目が合って、ププッと笑われてる。
こんなに登坂君を近くに感じることができるなんて、高校時代の私に自慢したい。
「〜♪〜♪〜♪」
真奈美
「Aじゃない??」
着信・・・。
ん?隆二君?
「もっしもーーーーし!」
『うぉっ!何?!
飲んでんの??』
「うん♪いっぱい♪」
『マジで・・・。かなり酔ってるじゃん。
飲み会?』
「ん?同窓会!」
『・・・同窓会?』
『いつの同窓会?』
ありゃ?やっちまった??
「えーーーーっと、いつだっけな?
中学か高校・・・かなぁ」
『ねぇ、男もいるの?』
「うん、・・・いるけど」
『そっか。どんくらい飲んだ?』
お父さんかよ・・・。
「えっとねぇ、焼酎も飲んだ」
『どこ?』
「お店」
『うん、だから、どこの店?
帰れんの?』
「帰る?
私、今帰るの?」
『あーーーー、あのさ、近くに友だち、いる?』
「えっと・・・。真奈美ぃーーーー!!!
変わってって!」
真奈美
「はぁ?!誰よ、電話。」
「りゅーじくん!」
広臣
「・・・りゅーじくん・・・」
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作者名:moon | 作成日時:2016年6月8日 14時