検索窓
今日:3 hit、昨日:3 hit、合計:270,532 hit

13 ページ14

同窓会も1時間が過ぎ、だいぶお酒を摂取して、いい気分で真奈美たちと盛り上がっていた時、彼がやってきた。


「「「登坂じゃん!おせーよーーー!!」」」


『わりぃ、仕事押しちゃって・・・』




あぁ、登坂君だ。




彼は高校時代と変わらず、中心でキラキラの笑顔を見せていた。

決して私とは違う世界。



『もうみんな酔ってんじゃん(笑)

 俺も飲む♪』



遅れてきたのに、彼はやっぱり輪の中心で、そして、やっぱり遠くて・・・。



「ねぇ、焼酎あるかな?」


私はこれでもかって飲んでた。



どのくらい飲んだんだろう。
さすがの私もヘラヘラしてた。




『・・・森川さん、結構飲めるんだね(笑)』



おや?いつの間に後ろに??



「・・・登坂・・・・くん??」




名前、覚えててくれたの?




「森川・・・ですけど」


『(笑)
 知ってる(笑)』



真奈美
「あんた、どんだけ飲んでんの。
 酔いちくれてんじゃん」


「真奈美、登坂君だよ??」


真奈美
「登坂君、ごめんね。この子、酒豪なんだけど、今日、量がハンパなくて、

 いつも以上に変だわ。」


『酒豪なんだ(笑)
 意外なんだけど』


あれ?
今、私の事、話題にしてます?

すごっくない??

14→←12



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (109 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
306人がお気に入り
設定タグ:登坂広臣 , 今市隆二
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:moon | 作成日時:2016年6月8日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。