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Dブロックの選手入場の合図が鳴る。ちなみに、何故かいきなり意識を失ったバルトロメオは端っこに寄せておいた。
｢｢｢ブ〜〜〜ッ!!!!｣｣｣
レベッカが会場に姿を現した途端、コロシアムに響き渡るブーイングの嵐。これだけ見ると、Bブロックで酷評されたバルトロメオよりもよっぽど嫌われているように見える。
『そこまでだァ!!
どんな遺恨があるかは知らんが、まだうら若くも死を覚悟してリングに立つ娘に対し!!命も掛けぬお前達には罵声を浴びせる資格もないっ!!』
パカラッと白馬に跨り、拡声器を携えたキャベンディッシュが観客にそう怒鳴った。彼の言葉に観客はたじろぐ。
正論だな、普段の言動は中々にアレだが根は良い奴なのだろう……中々アレだけど…。
『さァ、そうこうしている内に出揃った!!強豪達のバトルロイヤル!!いよいよ開戦のゴング〜〜〜!!!!』
ウオオオオオオオオ!!!
137名による命の削り合いが始まった。そこかしこから金属が切り結び合う音が聞こえてくる。
俺はポケットに手を突っ込み、観戦するように立ち尽くしていた。フードが顔にかかっているため、視界がいつもより悪い。
｢へへっ!!まずは一匹ィ!!｣
スカッ…!!
後ろから振り下ろされた剣を振り返りもせずに避ける。空を切る音が喧騒の中に落ちた。
ﾊﾙﾄ｢お前らみてェな素人の動きなんか、目を瞑ってても手に取るように分かるんでね。｣
｢コイツ…武器も持たずに参加したのか!?馬鹿にしやがって!!!!｣
憤慨した相手がまた大振りの構えを見せる。
俺に構ってねェで、他の奴潰しとけばいくらかは活躍出来たかもしれねェけどなァ…ま、分からねェか。
タン!!と地面を強く蹴る。ふわりと外套が風をはらんだ。
ﾊﾙﾄ｢はいはい、失礼…っと。｣
｢ぶへッ!!｣
｢ぐおお!!｣
｢どァ!!!!｣
『おおっと!!これは意外な刺客!!ルト選手、敵の顔を踏みつけながら移動…宙を舞うように軽やかな立ち回り!!これはダークホース登場かァ〜〜!!?』
敵を撹乱しながら、熱が入ってきた実況に耳を傾けていると、少し離れたところでレベッカが応戦している姿が見えた。
ﾊﾙﾄ｢へェ……�犖�聞色�瓩�。｣
聞けば、これまで誰一人傷つけることなく、また傷つくこともなく勝利を重ねてきたらしい。
美しくも強かな思想だ。まるで、彼女を表しているかのように。
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kiho(プロフ) - はのさん» ひえええありがとうございますー！！！頑張って更新します…！！コメント嬉しいです！！これからもよろしくお願いします！ (2022年11月25日 10時) (
レス) id: 6f3f23db9f (このIDを非表示/違反報告)
はの - めっちゃ好きです！ イラスト好きでス！！ 占ツクで1番好きな作品です！ あーもう大好きです！！ （初コメです） (2022年11月23日 23時) (レス) id: 75ccd7b7a7 (このIDを非表示/違反報告)
kiho(プロフ) - 黒狐??????さん» あああありがとうございます…！！コメント嬉しいです:( ;´꒳`;) (2022年11月18日 22時) (レス) @page46 id: 6f3f23db9f (このIDを非表示/違反報告)
黒狐??????(プロフ) - え、めっちゃいいんやけど？なんなん？(逆ギレ)うまスぎんだろ(初コメです) (2022年11月18日 9時) (レス) @page46 id: 26062d1146 (このIDを非表示/違反報告)
kiho(プロフ) - ミチルンルンさん» �犲悗量�(じゃのめ)�瓩嚢腓辰討泙�!!細かいところまで見てくださって本当に嬉しいです…!!蛇の目もカルバートも後で必ず出てきます。時間はかかるとは思いますが、気長に待ってくだされば…!!コメントありがとうございます！！ (2022年9月28日 23時) (レス) @page22 id: 6f3f23db9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kiho | 作成日時：2022年9月12日 22時
