〈302〉 ページ20
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｢───それで王自ら客人をお連れ頂いた所、真に相すまんですが重大な話が!!｣
｢ええ今しがたフカボシ王子より連絡が入りまして。ホントかなわんわー…!!｣
そう話すのはこのリュウグウ王国の右大臣、左大臣である。ネプチューン王に何やら報告をしている。その表情は厳しいものだった。
ﾊﾙﾄ｢あんま宴っつー雰囲気じゃねェなァ……｣
ｳｿｯﾌﾟ｢ハルト何か言ったか？｣
ﾊﾙﾄ｢いや…何でもねェ｣
騒がしさの中にも何か物々しい雰囲気が紛れ込んでいるのを感じた。周りは気づいていないようだから、本当に少しだけだが。
ﾅﾐ｢あれ？ルフィは？｣
ﾌﾞﾙｯｸ｢おもてなしまだですかねー｣
ﾊﾙﾄ｢じっとしてらんねェんだろ、ほっとけ。｣
ルフィが姿を消した方向に目を向ける。
ルフィが向かった先はこの城の中でも強固な造りになっている区画だった。アイツは料理の匂いにでも釣られたんだろうが、向かっていった先には余程この国にとって重要なものがあるんだろう。何があってもルフィなら大丈夫だ。そう信じて待つことにしようか。
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こういう嫌な予感だけはことごとく当たるから世知辛い。
｢取り押さえんかァ!!たった4人の人間だ!!｣
｢ウソップちん!!ナミちん!!ハルトちん!!ブルックちん!!これ以上逆らったら本当に罪になっちゃうよ!!｣
竜宮城に案内されていたルフィとゾロを除く4人は武器を構えた兵士達に囲まれていた。すでに倒した兵士は床に転がっている。
ﾌﾞﾙｯｸ｢しかし大人しくする理由がありません。ケイミーさん。｣
ｳｿｯﾌﾟ｢未来におれ達が何しようが、それを理由に今捕まってたまるか!!｣
俺達が襲われている理由は、ある人魚の『未来予知』らしい。俺達は近い未来、このリュウグウ王国を滅ぼすと言う内容の。確かにそれはこの国にとっては一大事なのかもしれない。
ﾊﾙﾄ｢けどなァ…『はいそうですか』で捕まるほど俺達は甘くねェよ。｣
腰から引き抜いた銃を構え直す。順次招かれると言っていた仲間たちも今応戦していることだろう。全く、騒がしいことだ。俺達にはそれくらいの方があっているのかもな。
｢ネプチューン様!!お力を!!｣
ﾈﾌﾟﾁｭｰﾝ｢未来予知などで人を捕らえてよいものか……考える時間が欲しいんじゃもん!!
したがって…一旦捕まってくれい、お前たちっ!!｣
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kiho(プロフ) - るあさん» さ、3週も……!!本当に嬉しいです!!これからも皆様に楽しんでいただけるよう頑張ります!! (2022年9月5日 23時) (
レス) id: 6f3f23db9f (このIDを非表示/違反報告)
kiho(プロフ) - あゆむさん» ありがとうございます！！以前と異なる場所がいくつもあるので、再読して頂けると本当にありがたいです。頑張ります！ (2022年9月5日 23時) (レス) id: 6f3f23db9f (このIDを非表示/違反報告)
るあ(プロフ) - 修正お疲れ様でした！！少し前から一気見を3周ぐらいしたのですが本当に良い作品です！！私の好きな展開がたくさんあって本当に‥ことばにあらわせないんですけれど！！！これからも読ませていただきます！ (2022年9月3日 9時) (レス) id: 9cbdfb9e18 (このIDを非表示/違反報告)
あゆむ(プロフ) - はじめまして！修正お疲れ様でした‼︎‼︎作品めちゃくちゃ好きでまたまた1から読み始めてます‼︎これからも応援してます‼︎(^^) (2022年9月3日 7時) (レス) id: fb78d78c7c (このIDを非表示/違反報告)
kiho(プロフ) - ミチルンルンさん» コメントありがとうございます！！！本当に嬉しいです！！私ももっと語彙力があれば感謝の気持ちをもっと伝えられるのですが…笑！！頑張ります！ (2022年8月28日 17時) (レス) id: 6f3f23db9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kiho | 作成日時：2019年9月23日 12時
