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30話 ページ31

8年前




ぺ「PC買ったんだって?!今度見に行ってもいい?」

?「いいよ、中学校から小遣い貯めた甲斐があったよ」

ぺ「へぇー!あ、シルクとかも来させていい?」

?「ん、うーん、あんまり、話したことないし…」

ぺ「まだ嫌い?」

?「嫌いって言うか…好きではない…かな」

ぺ「そっかー…」

?「ごめんね、それと、クラス離れちゃったね」

ぺ「うん、――――と同じクラスがよかったー!」

?「そっちは、どう?」

ぺ「おうおう、いっつも話してるメンバー以外に、もう一人増えてね、そいつが面白いんだよ!」

?「へぇ…その、シルクさんみたいな感じの人?」

ぺ「いんや、真逆かなwどちらかと言うとお前寄り」

?「そうなの?」

ぺ「多分気が合うと思うよ」

?「そう…あ、もうそろそろ時間だ、じゃあね、ぺけたん、今日家に来て、PC見せるから」

ぺ「うん、おっけー!じゃあ後でね、









マサイ!」









――――――――――――――――
Aside


新しい教科書を新しい通学カバンから取り出す。
一学年、クラスは―組、
皆が皆違うタイプの人達が集まっている。

教室では女子は安定にそれぞれの場所で溜まり、
男子は机と机の間を駆け抜けていったり、昨日のメッセージのやりとりを黒板の真ん前で話している。

主に教室を駆け回っていたのはシルクともう一人の中肉中背の男子(名前はあまり覚えていない)である。

俺は自分の席に座り、新しく買った筆箱をなんとなくいじる。

ダ「A!!!!」ガシッ

「おわっ?!」

いきなり肩を掴まれて、ありえない声が出てしまった。

素早く上半身だけを動かし、椅子の背もたれに手をつくと、やはりそこにはやってやったとばかりににやつくダーマの姿。

「ちょっと…ダーマ!もう課題見せないからね」

ダ「えっ!それは困る!!!申し訳無い!!」

「嘘だよ」

お互いに笑い合い、冗談を言い合う。俺とダーマ達の間は確実に近くなっていってる。

なんとなくノートをめくりながらも、その事実ににやつく自分に安心した。

ぺ「やほ、A、」

「あ、おはよ、ぺけたん」

ぺ「今日さ…空いてる?」

「えっ?うん」

初めて友達から誘われた。
嬉しくて即答する自分が少し恥ずかしい

ぺ「じゃあ、放課後」

「うん」

ダ「ん?なに?デート?」

「違う」


―――――――――

ぺ「会わせたい奴がいてさ、」

「うん?」

ぺ「『マサイ』って言うんだけど、」








続く

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zuすま(プロフ) - トマトジュースさん» レスありがとうございます!!wお母さん兼神様でもあるのですね!!神からコメントを授かることができるとは…色んな方々の為に頑張ろうと思いました!!!(やばい奴すこ……) (2019年10月2日 23時) (レス) id: 78505669c4 (このIDを非表示/違反報告)
トマトジュース - zuすまさん» 背中押していただき有難うございます!!!!!!!!!!今日も今日とてうちの息子達が可愛いっっつ!←(テメェなんだよ)(神だよ)(母親じゃねぇのかよ)(母でもあり神でもあるのだ…)(近づかないほうがいい、やばい奴だ…) (2019年10月2日 20時) (レス) id: b4078055ec (このIDを非表示/違反報告)
zuすま(プロフ) - トマトジュースさん» コメントありがとうございますっ!!やっと夢主様の背中を押すことができたよお母さん!!コックハクですよ!ふおおお!w(吐血) (2019年9月26日 7時) (レス) id: 78505669c4 (このIDを非表示/違反報告)
トマトジュース - つ、ついに、こ、こ、こ、告白きたァァァァァァァァ!!!!!!!!!!お母さんは信じていましたよ!←(何もんだよ)(母親だ)(しらねぇよ) (2019年9月26日 7時) (レス) id: b4078055ec (このIDを非表示/違反報告)
zuすま(元zuてぃーすまいるです)(プロフ) - パピコの亡者さん» レスありがとうございます!頑張ります!!! (2019年1月8日 19時) (レス) id: 78505669c4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:zuすま x他1人 | 作成日時:2018年12月1日 11時

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