13話 ページ14
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ンダホside
クリスマスも日付が変わりはじめようとしている今、
外は寒々としているのが車の中でも分かる。
寒さにはあまり縁がないと自分では思っているが、さすがにそこまで強靭な体ではない、寒いものは寒い。
今車の中はメンバーの熱気と、お菓子のゴミで溢れかえっていた。
モ「いやー、いつ見ても信じらんねーわ、イケメンになってたな、A」
少し酒の入ったモトキはいつもよりも男らしく、荒っぽい喋り方になっていた。
ン「ね、面影はほんのちょっと残ってたけど、背なんか信じらんないほど伸びてたね」
ぺ「ンダホと同じくらいじゃなかった?」
本当にAは驚くほど変わっていた。
過去のトラウマを、あまり思い出したくないとでも、言うように。
モ「………あいつ、もう大丈夫なのかね、」
ぺ「俺らに会った拍子にトラウマとか、思い出したりしてないかな……もうあのときみたいなこと、絶対に起こさせたくないし」
ン「マサイもAに会ったことで思い出したりしなかったかな、」
モ「……やめよう。この話は、もう終わったことだし」
ン「うん…」
フィッシャーズの俺達とAの過去、
あのときのマサイとAは酷い目にあった。
きっとAと会えたから、あいつらが過去に向き合うときがまたくるかもしれない。
そのときは、俺は影で支えてあげることしかできない。
前みたいに。
ぺ「あれ…ダーマ珍しく寝てるじゃん」
モ「呑気だなーこいつも、」
バックミラー越しにダーマをみると、確かにすやすやと寝ていた。
あそこで寝てるのが俺だったらきっと苦労するだろうな。
ンダホ号、運転手、頑張れ
でもやっぱり寝たい
ン「ダーマずるいー…俺も寝たい」
ぺ「事故るからやめてねw」
モ「ふぁ〜あ、俺も寝ていい?」
ン「だめ、」
モ「速いなw」
ぺ「ダーマ、もうすぐ着くよ」
ぺけたんが呼び掛けてもダーマは起きない
眠っているダーマの眼鏡が少しずれているのを見かねてモトキはダーマの眼鏡をはずしてあげた
モ「…珍し、」
ン「疲れてんのかな」
ダ「……」
(たぶん)
(いや、絶対)
(あれは、俺のせいなんだ)
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zuすま(プロフ) - トマトジュースさん» レスありがとうございます!!wお母さん兼神様でもあるのですね!!神からコメントを授かることができるとは…色んな方々の為に頑張ろうと思いました!!!(やばい奴すこ……) (2019年10月2日 23時) (レス) id: 78505669c4 (このIDを非表示/違反報告)
トマトジュース - zuすまさん» 背中押していただき有難うございます!!!!!!!!!!今日も今日とてうちの息子達が可愛いっっつ!←(テメェなんだよ)(神だよ)(母親じゃねぇのかよ)(母でもあり神でもあるのだ…)(近づかないほうがいい、やばい奴だ…) (2019年10月2日 20時) (レス) id: b4078055ec (このIDを非表示/違反報告)
zuすま(プロフ) - トマトジュースさん» コメントありがとうございますっ!!やっと夢主様の背中を押すことができたよお母さん!!コックハクですよ!ふおおお!w(吐血) (2019年9月26日 7時) (レス) id: 78505669c4 (このIDを非表示/違反報告)
トマトジュース - つ、ついに、こ、こ、こ、告白きたァァァァァァァァ!!!!!!!!!!お母さんは信じていましたよ!←(何もんだよ)(母親だ)(しらねぇよ) (2019年9月26日 7時) (レス) id: b4078055ec (このIDを非表示/違反報告)
zuすま(元zuてぃーすまいるです)(プロフ) - パピコの亡者さん» レスありがとうございます!頑張ります!!! (2019年1月8日 19時) (レス) id: 78505669c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:zuすま x他1人 | 作成日時:2018年12月1日 11時