魚軍団の青色の奴は俺の彼女である

10話　 ページ11

Aside

フィッシャーズの撮影は淡々と行われていて、慣れというものは凄いことだと改めて実感する。
カメラを使いこなせているのも、やはりYouTuberだからか、

シ「どうもフィッシャーズシルクです！」

マ「マサーイ！」

モ「モトキ！」

ぺ「吉田ー」

…吉田？

シ「はい、吉田は置いておくとして、まぁ皆さんも見ての通り、ここは僕らが住んでいるマンションの一室でございます！」

マ「うぇーい！」

シ「えー、何とですね、最近ここに引っ越してきた方に、部屋の片付けのお手伝いしてもいいですか！と聞いたところ、おっけーをもらえたんで！」

マ「警戒心というものが皆無ですね！」

シ「やめろwww」

モ「wwwww」

ぺ「頭が…」

うん…言いたい放題だな
あとぺけたん大丈夫かな

シ「てなわけで、紹介します！この人が、俺の隣人さんであり、新入居者でs(ﾊﾞｻｯﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞｯ!)ぶべらぁっ！？！おふっ！！！」

あ…シルクの上に段ボールが落ちてきた

「…くっw」

マ「wwwww」

モ「wwwww」

ぺ「ﾌﾞﾌｵwww」

シ「お、お前ら笑うなー！いててて…」

こういう撮影中でこういうハプニングは初めて見た。
フィッシャーズの撮影、それは、面白くて、気取らなくて、こいつららしくて、
悪くないな、と思った




・
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シ「じゃあ、新隣人さんも一緒に、」

「「「「「「「アデュー！！！」」」」」」」

シ「…うしっ！終わりっと、」

この撮影のおかげで、部屋の段ボールは大半が畳むことができ、家具も指示通りの場所にあり、随分スッキリした。
これでようやく俺の部屋は人がしっかり住める新しい我が家となった。

フィッシャーズの撮影なので、全国に出回るあの動画の中で、一応俺はフィッシャーズの昔の友人ということは伏せておいた。

「ありがとう、皆、部屋綺麗になったし、楽しかったよ、」

シ「おうよー！」

マ「まあ最初のはウケたよな」

モ「あれかw」

シ「やめろよw」

ン「えっ！なになに？！」

ダ「私らを差し置いて…！！！」

ぺ「ダーマのそのキャラなんなの？w」

買い出しや持ってくるものを持ってきた二人はもうすでにここにいる。

ン「あ、持ってきたよ、なんかこのしゃらしゃらとか」

シ「しゃらしゃらwwww語彙力w」

ダ「酒も買ったよ、金返せ」

モ「え、買いすぎじゃね？w」

「お、じゃあここからが本番と言っても過言ではないですね、」

シ「おう！始めるぞ！パーティー準備だ！」









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