32話 ページ33
8年前
マサイside
外に遊びに行かない
友達と騒がない
女子には興味ない
友達も多い方ではなく
いつもの居場所はパソコンの前
世間的には陰キャラと言うんだろう。
別に気にしてはいない
――――――――
ぺけたんが初めて友達を連れてきた。
いつもは俺を気遣って、一人で俺の家に来てくれたぺけたんが、
少しだけその人の話を聞いたけど、心底興味は無かった。
だから驚いた。
「ぁ…こんちには！」
容姿は、整っている。ただ、男子にしては身長は低い。
鼻まできている前髪に首の中間辺りまできている後ろ髪。
細身なその体、大きな瞳、女にしては低い、男にしては高い声、
初対面、完全に初対面の人、なのに
ここまで他人に興味が沸いたのは初めてだ。
胸が高鳴り、平然を取り繕うとしてもできない。
それと同時に、この状況を不思議と嫌がっていない俺がいる。
更に俺らしくないことに、
辛うじてできたぺけたんとの会話の末、帰ろうとしたその人を慌てて引き留めた。
理由はわからない。
――――――――――――――
「えーと、俺、(Aの本名)って言います、Aって呼ばれてます…よ、よろしく？です」
マ「は、はぁ、えっと……(マサイの本名)、です。マサイって呼ばれてます。よ、よろしくおねがい、します？」
部屋の真ん中に二人で座り、ぎこちなく挨拶をする。
端の方でぺけたんが真っ赤な顔で口を抑え、笑いを堪えているのが見える。その姿に多少の苛立ちを覚えるも、今はこのくそ気まずい状況を何とかしなければならないと、心の中でさえ口下手な俺は思った。
「…………」ﾁﾗｯ
マ「…………」ﾁﾗｯ
ぺ「へ？」
二人して同時にぺけたんに助けを求める。
どうすればいいのか、わからない。
互いに赤面しあっているこの状況を打破してほしい。のに
ぺ「あ、お茶？お茶欲しいん？持ってくるね〜」
そういうことじゃねーよ！！！
心の中でツッコむものの、口には出せない。
てかぺけたん…ここ俺の家だから
自称陰キャの俺、人間とのコミュニケーションほど下手なものはない。
「小説のこっ考察！！！」
マ「えっ」
いきなり叫ばれたので、地味に肩が跳ねた。
「お…俺の、趣味？です」
思いきり赤面しながら俯いているAさん。
マ「PC、いじり」
「へっ？」
マ「俺の趣味です！」
気付いたら嬉しそうな声色で叫んでいる自分がいて、今日1ビックリした。
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zuすま(プロフ) - トマトジュースさん» レスありがとうございます！！wお母さん兼神様でもあるのですね！！神からコメントを授かることができるとは…色んな方々の為に頑張ろうと思いました！！！(やばい奴すこ……) (2019年10月2日 23時) (
レス) id: 78505669c4 (このIDを非表示/違反報告)
トマトジュース - zuすまさん» 背中押していただき有難うございます！！！！！！！！！！今日も今日とてうちの息子達が可愛いっっつ！←(テメェなんだよ)(神だよ)(母親じゃねぇのかよ)(母でもあり神でもあるのだ…)(近づかないほうがいい、やばい奴だ…) (2019年10月2日 20時) (レス) id: b4078055ec (このIDを非表示/違反報告)
zuすま(プロフ) - トマトジュースさん» コメントありがとうございますっ！！やっと夢主様の背中を押すことができたよお母さん！！コックハクですよ！ふおおお！w(吐血) (2019年9月26日 7時) (レス) id: 78505669c4 (このIDを非表示/違反報告)
トマトジュース - つ、ついに、こ、こ、こ、告白きたァァァァァァァァ！！！！！！！！！！お母さんは信じていましたよ！←(何もんだよ)(母親だ)(しらねぇよ) (2019年9月26日 7時) (レス) id: b4078055ec (このIDを非表示/違反報告)
zuすま(元zuてぃーすまいるです)(プロフ) - パピコの亡者さん» レスありがとうございます！頑張ります！！！ (2019年1月8日 19時) (レス) id: 78505669c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：zuすま x他1人 | 作成日時：2018年12月1日 11時
