検索窓
今日:12 hit、昨日:27 hit、合計:79,768 hit

. ページ29

夏油傑side





「…やっぱり」





帳を再度降ろして、折本里香の破壊した校舎を見て回ってみたら、やっぱりあった。

Aの残穢が







「…。」






なぜ、此処にAが居たのか

何かしらの目的があったからなのか…いや、なければ此処には来ないか







「…もしかして、折本里香を……」






乙骨君が此処に来ることを把握した上で、此処に来た。そして、Aの考えだと、私と同じく折本里香を見に来た可能性がある







「…厄介なことになったな。」







折本里香もそうだが、Aが折本里香を狙ってると言うことになれば…







「…悟に相談………いや、まだ折本里香を狙ってる話をすると、悟も気が重いか」







悟も今は乙骨君の死刑の先延ばしでこの前、上層部とやりあった後だ。

この話が上に聞かれれば、乙骨君の死刑をすぐさまにしようと上層部がやる

この事はもう少ししてから話した方がいいかもしれない、Aが姿を私達に現すまで

それまで、隠しておこう。そう私は思い、補佐官に残穢についての報告は、しないこと。と釘を刺して、その場を一旦補佐官に任せ、私は高専に戻った。

時計が20時になった頃ぐらい、私は自宅に帰宅できた。







「ただいま。」







と、言っても返事は帰ってこず、その声が玄関と廊下に木霊するだけ。

高専卒業して現在、高専から少しはなれた都内よりの高層マンションに住む私は、自分には少し広すぎる部屋で一人で暮らしており、今年27歳。

彼女のかの文字もない三十路手前の男故に、家に帰ってきてまともにご飯を作る習慣がない故に、食生活が乱れまくりの状態の私

そろそろ、自分でもまともなご飯を作るようにしなきゃと思いながらも、私の足取りはソファに向かう。








「…疲れた。」







ボフッと値の良いソファ故に、フカフカでそのまま眠れそうなぐらいに、地味に疲れてた。

乙骨君と折本里香顕現の報告書、そして、あの後の特級案件の任務10件程度

流石に鍛えてると言っても、人間だから疲労困憊で無理だけど、さっさと報告書を作らなくてはいけない。

他の10件程度の任務報告は、県、特級の特徴、被害者人数だけを記載すればいいから、10分程度で仕上げれる…が、特に、折本里香については長ったらしい文章を書かなければいけず、ダルいから早々にやらなくてはいけないのだ。

今日、完徹しそうな気がする。うん

.→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (120 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
387人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 夏油傑 , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

面白い - 凄く好きです!おうえんしてます! (8月24日 0時) (レス) @page35 id: 692c19161a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゴリ | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2023年8月8日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。