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夏油傑side




時が経つのが年齢を重ねる後とに早く感じながら、既に高校を卒業して10年

2017年の現在、私と悟は教師として特級術師として働きながら生徒を育てている。






「で、この乙骨憂太君が特級過呪怨霊折本里香に呪われると」


「そーなんだよ、それにまだ15、16だよ?殺すなんて酷いでしょ〜?だから、僕が受け持ったんだ〜」


「ははっ、折本里香の顕現を怯える上層部が想像できて面白いや。」


「ビビリなんだよ、アイツらは」


「まぁ、年寄りなんてそんなものだよ。さて、じゃあ、私はそろそろ二年の様子を見てこようかな」


「行ってら〜。」


「悟もあんまり、上層部を刺激したりするなよ。アイツらは陰湿きまわりないやり方で殺そうと企むような奴等だ。」


「はいはい、わかってるよ。」







ほら、行った行ったと促す悟に、全く…と口からこぼれだした言葉を残して、教員室を出た。

さて、私が担当しているのは、秤と言う生徒と星と言う生徒の二人、だがこれがまた厄介な性格でやんちゃだ。

…まぁ、一年生も同じだが。








「入るよー…って」


「「……。」」








寝ていた、それも渡したプリントを枕にもならないような状態で。

私は名前が二人程度しか乗ってない名簿帳を片手に、二人の頭を叩く。








「「あでっ/いてっ」」


「プリントをぐじゃぐじゃにして寝るんじゃない」


「いって〜………って、夏油…」


「先生をつけなさい。それで?出来たのかい?」


「出来てるわけないじゃイッタ!!!」


「うっわ…体罰だ、体罰。」


「体罰なんて優しいものだよ。…はぁ、全く。内申に響いてしんどくなるのは君達だからね?」


「「あはは〜」」






まるで、俺達留年なんてしませ〜んと言うような…もしくは、留年なんて怖くねぇよの笑いなのかなんなのか…







「…まぁいいや、さて、君達二人に任務ね。」


「げっ…今かよ」


「仕方ないだろ、特級になったらもっとだぞ?」


「あ、ねぇ夏油せんせー」


「なんだい」


「一年にヤバイの入ってきたんでしょ?どんなやつ?」







星の言葉に、過呪怨霊に呪われてる子らしいよ?と言うと、呪いに呪われてる奴が此処に入ってくるなんてとんでもねぇーな。と秤が言う

まぁ、私もそう思うよ。過呪怨霊に呪われるなんてとんでもないと思う。ホントに

呪いの子→←.



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面白い - 凄く好きです!おうえんしてます! (8月24日 0時) (レス) @page35 id: 692c19161a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゴリ | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2023年8月8日 18時

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