. ページ25
夏油傑side
時が経つのが年齢を重ねる後とに早く感じながら、既に高校を卒業して10年
2017年の現在、私と悟は教師として特級術師として働きながら生徒を育てている。
「で、この乙骨憂太君が特級過呪怨霊折本里香に呪われると」
「そーなんだよ、それにまだ15、16だよ?殺すなんて酷いでしょ〜?だから、僕が受け持ったんだ〜」
「ははっ、折本里香の顕現を怯える上層部が想像できて面白いや。」
「ビビリなんだよ、アイツらは」
「まぁ、年寄りなんてそんなものだよ。さて、じゃあ、私はそろそろ二年の様子を見てこようかな」
「行ってら〜。」
「悟もあんまり、上層部を刺激したりするなよ。アイツらは陰湿きまわりないやり方で殺そうと企むような奴等だ。」
「はいはい、わかってるよ。」
ほら、行った行ったと促す悟に、全く…と口からこぼれだした言葉を残して、教員室を出た。
さて、私が担当しているのは、秤と言う生徒と星と言う生徒の二人、だがこれがまた厄介な性格でやんちゃだ。
…まぁ、一年生も同じだが。
「入るよー…って」
「「……。」」
寝ていた、それも渡したプリントを枕にもならないような状態で。
私は名前が二人程度しか乗ってない名簿帳を片手に、二人の頭を叩く。
「「あでっ/いてっ」」
「プリントをぐじゃぐじゃにして寝るんじゃない」
「いって〜………って、夏油…」
「先生をつけなさい。それで?出来たのかい?」
「出来てるわけないじゃイッタ!!!」
「うっわ…体罰だ、体罰。」
「体罰なんて優しいものだよ。…はぁ、全く。内申に響いてしんどくなるのは君達だからね?」
「「あはは〜」」
まるで、俺達留年なんてしませ〜んと言うような…もしくは、留年なんて怖くねぇよの笑いなのかなんなのか…
「…まぁいいや、さて、君達二人に任務ね。」
「げっ…今かよ」
「仕方ないだろ、特級になったらもっとだぞ?」
「あ、ねぇ夏油せんせー」
「なんだい」
「一年にヤバイの入ってきたんでしょ?どんなやつ?」
星の言葉に、過呪怨霊に呪われてる子らしいよ?と言うと、呪いに呪われてる奴が此処に入ってくるなんてとんでもねぇーな。と秤が言う
まぁ、私もそう思うよ。過呪怨霊に呪われるなんてとんでもないと思う。ホントに
386人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
面白い - 凄く好きです!おうえんしてます! (8月24日 0時) (レス) @page35 id: 692c19161a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ