煉獄さーん ページ10
杏寿郎side
「っ…!!」
竈門少年は逃げた鬼に勢いよく刀を投げつけた
鬼は驚き、こちらを振り替える
「逃げるな、卑怯者ッ!!逃げるなッ!!!」
悔しそうに声をあらげる竈門少年
「いつだって鬼殺隊はお前らに有利な闇のなかで戦ってるんだ!生身の人間がだ!傷だってそう簡単に塞がらない!!失った手足が元に戻ることはない!!」
「逃げるな!!馬鹿野郎!馬鹿野郎!!卑怯者!!」
「Aさんは負けてない!!誰も死なせなかった!!戦い抜いた!!守り抜いた!!お前の負けだ!!Aさんの勝ちだ!!」
自分はこの時口に両手を当てて、泣き出しそうな自分の心に強く泣くなっ泣くなっ!!叫んだ
貴女side
「いつだって鬼殺隊はお前らに有利な闇のなかで戦ってるんだ!生身の人間がだ!傷だってそう簡単に塞がらない!!失った手足が元に戻ることはない!!」
「逃げるな!!馬鹿野郎!馬鹿野郎!!卑怯者!!」
「Aさんは負けてない!!誰も死なせなかった!!戦い抜いた!!守り抜いた!!お前の負けだ!!Aさんの勝ちだ!!」
炭治郎君が一生懸命叫び、卑怯者ッ!!と言ってくれていたのを自分は悲しみと鬼にたいして、怒ってくれている炭治郎君に泣きそうになった
「うぁぁぁぁ!!ぁぁぁ!!うぁぁぁぁぁぁ!!ぁぁぁぁぁ!!」
猪の被り物を被った少年はぶるぶると震え、炭治郎君は声を殺していた
私はその姿に微笑んだ
「もうそんなに叫ぶんじゃない、腹の傷が開くよ、君も軽傷じゃないんだ、炭治郎君が死んでしまったら私の負けになってしまうよ」
こっちにおいで 最後に少し話をしよう
「杏寿郎も、おいで?」
「あ…ね、うっ」
言葉をつまらせる杏寿郎にぐっと自分も泣きそうになるのをこらえる
杏寿郎side
姉上が俺のことを読んだ
「あ…ね、うっ」
「ははっ、そんな泣きそうな声色や表情をしないで?炭治郎君も」
「あ、ねうえっ、すまないっ…すまないっ!!」
「いいんだよ…これが……鬼殺隊と、して姉としての仕事なんだ」
「それ、に思い出したことがあるんだ…昔の夢を見た時に」
「杏寿郎なら、わかると思うけど…私たちの家系には歴代からの炎柱の手記がいまだに私たちの家にある」
「父はそれをよく読んでいた…が、私や杏寿郎は読まなかったからわからない」
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氷翠 - 一気読みしました!夢主生き返ってくれて良かった・・・最初の方読んでて泣きそうになった。如何か続きを恵んで欲しいです! (2019年11月2日 13時) (レス) id: 3797fcfa5c (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - とっても面白いです!続き楽しみにしてます! (2019年8月22日 16時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
マヤ(プロフ) - お話とても面白いです!が、所々誤字や言葉の使い方が可笑しいところがあってちょっと残念です… (2019年8月20日 23時) (レス) id: 8b61f2be02 (このIDを非表示/違反報告)
ライ(*^ω^*) - 好きです!!ここの猗窩座さんは女にも攻撃するタイプ (2019年7月30日 23時) (レス) id: 5d54a1123b (このIDを非表示/違反報告)
フレンチ - 始めまして、フレンチと言います!いつも素敵なお話し有難うございいます。どのキャラとの絡みもサイコーで、一気に読んでしまいました笑。 (2019年7月29日 22時) (レス) id: 0395a8b6c7 (このIDを非表示/違反報告)
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