煉獄杏寿郎の姉

煉獄さーん　(原作崩落) ページ5

でも、これは夢なんだいつか覚めなければ…杏寿郎や炭治郎君達が危ないとわかってる…けど


居心地が良すぎるんだ


夢の中でもひとときの時間を過ごしたい、母上にいっぱい…いっぱい話したい、母上から本当は離れたくない…けど


「っ…は、はうえ、わ、私…は、今、ものすごく…ものすごく！幸せです！」


そう言って、母上に微笑み


短刀を首筋に当てて、勢いよく"刺した"


母上は驚いていた


けど、何処か嬉しそうで悲しそうだった


「っ！！！！」



ガバッと起き上がった


はっはっ…と息が詰まる


「っ？き、きょう…杏寿郎…え？」


「姉上？気づいたのですか！」


「きょ…じゅろ……ごめ、長く眠ってて」


「いいや、全然良いんだ！こっちは元凶の鬼を切ったところだ」



自分がながい眠りについてるときに、列車にいた鬼を殺 したようで、杏寿郎には怪我１つないが、他の乗客等には怪我人が多くいた


「それより寝ていた時に外に連れ出したのって、杏寿郎？」


そう言うと、首をたてに降った


ありがとう、と一言言って立ち上がる


だけど、立ち上がろうとすると、フラりと倒れそうになる

膝をついて、首もとをさわる

やっぱり、夢の中だったとは言えても切った感覚が何となくある


「姉上、無理にたたなくていいぞ？」



同じ目線に屈んで、言ってくれた杏寿郎に、いや…とこぼした


「…人の命がかかってるんだ、これぐらい、柱の人間としてなんも問題ないよ」


杏寿郎に真剣な眼差しをして言うと、わかったと納得してくれた


「それじゃあ、俺は竈門少年の元へ行ってくる！」



そう言って、炭治郎君の元へ杏寿郎は行った


取り敢えず、自分に出来ることを、自分でしなくては

そう思い、行動に出た


自分から遠目からみたら杏寿郎は炭治郎君に全集中での傷の直しかたを思い出させようとしてるのが行動で見れた

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